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痛みの原因事典

トリガーポイントによる頭痛

目次

トリガーポイントとは

 筋肉の中に硬いしこりいわゆる「筋硬結」ができると、その部分を押すと痛みを感じるようになります。こうした筋肉の部位を「圧痛点」と呼んでいます。圧痛点のなかには、押すとその箇所が痛むだけでなくほかの部分に痛みが広がるものがあります。これをとくに「トリガーポイント」と呼び、他の部分に広がる痛みを「関連痛」といいます。

 

 トリガーポイントには潜在性と活動性があり、潜在性トリガーポイントはいわば休火山、圧痛点にストレスがかからなければ痛みはありません。活動性トリガーポイントは活火山。何もしなくても痛みや痺れが常に強い状態です。

 

 頭や首の筋肉のトリガーポイントは、頭に広がる関連痛を出すことがあります。症状は緊張性頭痛とよく似ている場合が多いです。

 

トリガーポイントの症状

トリガーポイントの症状は、トリガーポイントが発生する筋肉によって異なります。感覚的には、ジワジワした痛み、ズキズキした痛み、ズーンとした痛みを感じます。頭部に症状を引き起こす代表的な筋肉は、胸鎖乳突筋や上部僧帽筋、後頭下筋です。その他、頭部や顔、首の多くの筋肉が頭部に関連痛を引き起こします。

 

胸鎖乳突筋:頭頂、後頭、顔(頬、眼など)、うなじあたり

上部僧帽筋:耳の後ろから側頭部にかけて

後頭下筋:後頭部から眼にかけて

 

 いずれの症状も必ず全ての範囲に出るとは限りません。部分的に出る場合や、複数の筋肉に同時に発生する場合もあります。

 

トリガーポイントの原因

 急激な動きや反復動作によって筋肉に過大な力が加わると微小損傷が発生します。通常は数日で治りますが、続けて運動をしたり寒冷にさらされたりして血流状態が悪いと元に戻らなくなってしまいます。この状態を「拘縮」といいますが、拘縮がなかなか戻らないと筋肉はしだいに硬くなり、短縮していきます。このような状態になると筋肉の中にたいてい硬いしこりが見つかります。その中で押さえると痛みが放散するのがトリガーポイントです。

 

 

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WHO 国際基準カイロプラクター 東堂 達也 B.C.Sc.

本記事の文責カイロプラクティック新御茶ノ水外来センター

院長 東堂 達也

RMIT大学日本校(現東京カレッジオブカイロプラクティック)卒業
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)
応用理学士(B.App.Sc)

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