月経前症候群(PMS)
月経の1〜2週間前から起こり、症状には個人差があります。身体的に現れるものとして、腰痛、腹痛、乳房痛、胸の張り、下痢、便秘、過食、体重増加などがあげられます。また、精神的な症状がみられることが多く、イライラする、無気力、疲労感、憂鬱、判断力低下、ひどい眠気などがあげられます。
原因として、女性ホルモンの一つ、黄体ホルモンが関与していると考えられています。黄体ホルモンの分泌量は排卵後、急激に増え、受精卵が着床せず生理が起こると一気に減るため、この大きな変化により身体をコントロールする自律神経がバランスを崩し、様々な不調を引き起こします。