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痛みの原因事典

股関節・膝・足の痛み

股関節・膝・足の痛み

 下肢は、主に体重支持や歩行などの機能を担っていて、その機能をスムーズに行うためには、主に股関節足首といった大きな関節やその周りの筋肉が正常に働いている必要があります。
 しかし、下肢は上半身の重みを支えつつ、様々な動きに対応しなければならないため、常に大きな負荷がかかる部位です。特に関節にかかる負担は大きく、一部分の障害の影響が他の部位に波及することも少なくありません。

 下肢の障害は、肉体労働、スポーツ等を行った際に骨や靭帯、筋肉を傷めて起こることが多いですが、特にきっかけが無くても症状がでることがあります。日常の癖や繰り返しの動作による負担が集中する箇所には、関節の歪みや筋肉の緊張が生じやすく、症状の原因となることがあります。

 股関節・膝・足は動作で考えると、それぞれ単独で動いているのではなく、それぞれが関わりながら動いています。複数の関節をまたぎ付着している筋肉も多数あり、治療の際は股関節、膝、足を全体的に診る必要があります。全ての関節がスムーズに動くことにより、症状はより改善に向かいやすくなります。

 
 それぞれの関節を詳しく見ていきましょう。

股関節の痛み

膝関節