何もできないぐらいな頭痛 慢性肩こり 千代田区
2024.03.29
カテゴリー：
仕事に支障をきたしてしまう程の頭痛は困ったものです。
たまにでる頭痛ですが、耐えがたい状態に不安を抱えた方の症例です。
慢性的に首こりと肩こりがあります。肩こりは、重いなーっと思う程度であり、たまにマッサージを受ければスッキリとして、大きな困りごとにはなりませんでした。
でも、たまに頭痛がでてしまう時があり、そうなると仕事にも全く集中できす、夜になって横になってても痛みが全然和らぐことがなく、ただただ痛みを我慢するだけで、何も行動ができなくなってしまう状況でした。
頭痛の原因もイマイチわからず、どのようにすれば楽になるのか、どのようにすれば痛みがでなくなるのかをしっかりと知りたくて一度、診てもらうことにしました。
〈初診時の症状〉
①肩こり
②首こり、肩こりからくる頭痛
③首こり
〈施術後の経過〉
まずは、頭から首、背中、腕回り、胸回り（固くなってしまった筋肉など）に対しての施術を優先しました。
この時点で、首・肩の動かしやすさや、すっきり感を自覚していただける変化がありました。
さらに頭痛に対処するために、頭から首の付け根や更に深いエリアをアプローチしました。
結果的には約２ヶ月に渡り施術をおこないましたが、期間中は強い頭痛はでることはなく、軽度の状態はあったものの、少し休んだら治まったとのことで、一安心しました。
また姿勢の作り方や、首や肩胸回りのストレッチ、簡単な筋肉トレーニング（プランクなど）も施術時間中に取り入れました。
その後、肩こり対しても調子が良く、現在は１か月に１度、身体のメンテナンスをお手伝いしております。
半年経ちましたが、たまに頭痛を意識することもあるようですが、仕事が止まるほどのことはないそうです。
ストレッチの紹介はこちら ↓ ↓ ↓
〈担当カイロプラクターのコメント〉
今回のケースで特徴的だったことは首の筋肉の状態が、主に横から前側がかなり凝っていたことです。
また首の可動域は、上を見るときに背中に痛みと重さがすぐにでるので向けず、左右に回す動きでは、きれいに回せず、少し上を見るような動きが入ってします。肩の可動域は、胸を開くようなの動き（手のひらを外側に捻じる動き）が少なくなっており、肩の後ろのあたりに詰まり感を感じました。
上記のような条件がそろうと、いわゆる『巻き肩、猫背』に進み、ご自身ではこの姿勢から逃げれない方が多いです。
このような肩回りになってしまう条件としては、事務仕事が多く、パソコン作業はもちろん、長時間のデスクワークを強いられることもあるようです。
頭痛は仕事柄月末、月初の慌ただしい時に多いような気がするそうです。文字や数字を追うので目の疲れや乾きを感じ、首～肩の重だるさが更にきつくなるとのことです。ひどい時は午前中からつらいそうです。
偏ってしまった筋緊張に対してバランスをとるために、特に肩や胸・背中は常に頑張る状態を作ります。長時間のデスクワークの姿勢は筋疲労をも倍増させてしまいます。
今回のケースは典型的な肩こりの延長で起こる緊張型頭痛であったと考えられます。
我々は『今回の施術が肩こりや頭痛の軽減に役立てたと仮定したら、何が効果的であったのであろうか？』と考察します。そしてメンテナンスで効果的であったアプローチを繰り返しながらお身体をモニターします。
今回は筋肉、骨格や神経系などにアプローチをして、身体を整えることが効果的であったと考えられます。
よって首や肩の辛さはもちろん、頭痛にもしっかりと対応できるように問診や検査を大切にしなければなりません。
しかしながら、一般的に頭痛で悩まれている方々の多くは『頭痛特有の特徴』があるようです。
頭痛でお悩みの患者様にお話しを伺うと、偏頭痛と緊張性頭痛、偏頭痛と群発頭痛などのように、いくつかの頭痛を併発されている方もいらっしゃるようです。
強い痛みを伴っている場合、すでに専門医である『頭痛外来』で受診され、重ねて代替医療である私共にも肩こりなどの対応を依頼される方もいらっしゃいます。
みなさんの頭痛の症状の緩和の方法・原因の解決のために役立てれば幸いです。
肩こり 首こり 頭痛 カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田 小川町 大手町 淡路町
