歩行時にお尻からももの後ろに突っ張る感じがする
左のお尻からももにかけて突っ張る感じと、痛みが出ます。これは半年ぐらい前からです。毎朝ジョギング、犬の散歩をしますが、その時は何の症状もありません。その後出勤のために駅まで歩くと、症状が出てきます。電車の中でも症状は消えず、立ちっぱなしでも症状は強くなる気がします。帰宅時も症状はありますが、朝の方がひどいと思います。革靴が合っていないのでは、と思っています。(54歳男性)
<初診時の症状>
①出勤時に左のお尻からももにかけて、突っ張り感があり、しばらくすると痛くなる。
②ひどい時には、一度止まって休んでしまう。
③電車内での立ちっぱなしも、症状が出る原因。
④朝のジョギング、犬の散歩のときは症状なし。
<施術後の経過>
この患者さんは、左のお尻の筋肉(殿筋)が異常に緊張している状態でした。それに伴い、左のもも裏の筋肉(ハムストリング)も緊張している状態で、歩行時に左右のアンバランスが生じていたと考えられました。特に慣れない革靴で早足になるときに、それが強調されると考えました。骨盤(仙腸関節)の施術と、殿筋群の緩和操作などを含めて2回目の施術後には症状は軽くなり、歩いている時に立ち止まることもなくなったそうです。その後はご自宅でストレッチを続けてもらいながら、5回目の施術で症状はほとんどなくなったと言うことです。現在は、メンテナンスに移行しています。
<担当カイロプラクターのコメント>
患者さんには、ストレッチを念入りにやったり、途中からスポーツタイプの靴で出勤してもらったりと、ご自宅でできることを率先してやっていただきました。また、途中の問診では、左のお尻のポケットにお財布が入っていたのに気が付き、それも止めたとおっしゃっていました。お尻のポケットにお財布や小物を詰め込んでいると、お尻の筋肉を圧迫し障害を起こしやすくします。少しの気付きでもお話していただけたのが、良い治療効果に結びついたケースだと思います。「こんなことを言ってもなぁ。」と諦めずに、痛みの質の変化、気が付いたことや思っていること、何でもよいのでお話ください。我々も一緒に考え、施術に結び付けていきます。
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