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ゴルフの時、肩甲骨から脇にかけて痛む

2019.12.18

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ゴルフをしていて1ヶ月程前から、左の肩甲骨から脇にかけて鈍い痛みを感じるようになりました。ボールを打つたびに、ジーンと響くような感覚です。痛みのせいでスイングができないほどではないのですが、練習するたびに同じように痛みが出ていて気になっています。筋肉のこりが原因かと思い、マッサージにも通ってみましたが、その時には楽になるものの、何日かすると痛みが戻ってきてしまいます。さらに、最近では、脇の下から肘のあたりにかけて強い張りも感じるようになりました。

ゴルフを始めてから、25年ほど経ちますが、このような痛みは初めてです。今は週に一度は練習場に行き、ドライバーからアイアンでの練習をしています。コースに出るのは、月に2~3回ほどになります。

<初診時の症状>

①左の肩甲骨の周りの筋肉が硬くなっており、その影響で肩甲骨と肩関節の動きも悪くなっている。

②左の脇の下から肘にかけて筋肉の強い張りがある

肩の高さが左右で違う

④上半身の左側の背筋が盛り上がっているように見える。

<施術後の経過>

この方の体の状態を検査してみると、姿勢は背中の丸みが強く、背骨の関節の動きも悪い状態でした。そして、症状のある左の肩の動きは、右に比べて動かしずらい状態でした。本人も準備運動などで左の肩に引っかかりがあり動かしずらい自覚があったということでした。

マッサージなどによる、肩や背骨沿いの筋肉をほぐしただけでは、この肩の動きがよくなることはあまりないので、マッサージを受けた直後は楽に感じても、またすぐに症状が戻ってしまったと考えられます。

初回の施術では、首から肩、背骨沿いの筋肉をほぐしていきながら、肩甲骨周囲のローテーターカフ筋と呼ばれるインナーマッスルや肩の前にある大胸筋、腕の筋肉などをほぐしていきました。

施術直後は、痛みはまだ残るものの肩がスムーズに動かしやすくなったということでした。

その後もゴルフの練習を続けていただきながら、背中や肩甲骨、腕の筋肉をほぐしていきながら、背骨や肩、肩甲骨の関節の動きをスムーズにするように施術を行っていきました。

そうすることで、ゴルフの時に感じていた肩甲骨から脇にかけての鈍い痛み脇の下から肘にかけての痛みが徐々に治まっていき、4回目の施術の後には痛みを感じることなく、スムーズにゴルフを行うことが出来るようになっていました。

<担当カイロプラクターのコメント>

ゴルフのように偏った動きをするスポーツでは、負担のかかる側の筋肉が発達し、その筋肉に疲労が蓄積することで、今回のような痛みがでるが多くあります。

今回の痛みの原因は、肩甲骨のローテーターカフ筋と呼ばれるインナーマッスル上腕三頭筋と呼ばれる二の腕の筋肉のオーバーユーズによる疲労と炎症によって痛みを感じていたと考えられます。

どちらもゴルフフォームを安定させるのに必要ですし、インパクトの衝撃を吸収する役目もあるため、ケガも起こりやすい筋肉です。そのためオーバーユーズによって筋肉に小さな損傷と炎症が起こったため、肩甲骨から脇にかけての痛みを感じるようになったと思われます。

日常生活ではそこまで負荷の高い運動はされていなかったので、ゴルフをした時だけ炎症が強くなり、痛みを感じる状態だったと考えられます。

そのため、ゴルフの練習をした日には必ず帰ってから肩甲骨周辺のアイシングを行ってもらい、炎症を抑えるように心がけていただきました。

痛みがなくなり、今まで通りにゴルフができるようになってからもストレッチアイシングは習慣化していただき、今回のようなオーバーユーズが起こらないように心がけていただいています。

<ストレッチの紹介>

今回のように肩甲骨周りの筋肉が固まってしまったときやそうならないための予防のストレッチを、当院では施術を行いながら、それぞれみなさんの体の状態にあったストレッチエクササイズを指導させて頂いています。

ここでは、その一例をご紹介したいと思います。

①広背筋・僧帽筋のストレッチ

1.手を胸の前で組み、背中を丸めながら両腕を前方に突き出す。背中が気持ちよく伸びたところで15秒間保持します。

 

 

 

 

2.上体を回すと、回した方向と反対側の背中がよく伸びます。

その際、両腕を下げると背中の上部を、両腕を上げると背中の下部をストレッチすることが出来ます。

 

 

➁小円筋のストレッチ

1.椅子に姿勢よく座り、伸ばしたい側(写真は右側)の腕を上げて頭の後ろに曲げます。そして反対の手で肘を持ちます。

 

 

 

 

 

2.体を横に倒すのではなく、肩を右側にスライドさせるように突き出します。この時に脇の辺りにストレッチ感が無ければ身体の使い方が間違っていますので注意しましょう。

<最後に>

スポーツをしていれば疲労けがはつきものです。これくらいの痛みなら少しくらい無理しても大丈夫といった過信が、症状を悪化させ楽しいスポーツを台無しにしてしまいます。

そうならないためにも日ごろのケアを心がけていただき、からだのメンテナンスをしていただけると、快適なスポーツを楽しんで頂けると思いますので、痛みや疲れでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

 

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