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テニスのサーブで肩に痛みを感じる

2023.09.01

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テニスは数あるスポーツの中でも、一生懸命取り組んでいる方、趣味で楽しんでいる方まで含めるとかなり多くの方々がいらっしゃいます。

身体同士がぶつかるコンタクトスポーツではないので、激しい怪我は稀ですが、肩や肘などへの痛みを初めとするなんらかの障害を抱えている方は多いように感じます。

ラケットが腕に及ぼす影響や、繰り返しの動作も多いことなどが挙げられ、筋肉や靭帯に問題が生じやすいことが挙げられます。

 

今回のケースは2か月ほど前から右肩が痛み出した20代男性の症例です。

学生の時からテニスを続けています。

半年くらい前からサーブの安定性がなく、ばらつきがでていました。

不安もあったので2か月前からサーブの練習に時間を取り、入念に行っていたところ、肩の痛み時々感じるようになっていました。

当初痛みその時限りなので、そのままにしておき、練習後に軽く自分でストレッチしたりセルフケアをしてました。

しかしながら先日の練習中に肩に激痛が走りました。

それからは、サーブを打つと常に肩に痛みを感じるようになってしまいました。

 

<初診時の症状>

痛みは肩の中や前側で感じる。 

サーブを打つ時に手のひら側が上(天井)に向くと強く痛みがでるような気がする。

③数日安静にすると少し楽になる。

 

<施術後の経過>

今回肩の中で炎症が起こっていることを疑わせるケースでした。

肩の関節に余計な負荷がかかってしまったために、二の腕が肩のところ入り込むエリアに炎症が起る可能性です。当初からアイシングや物理療法を取り入れ、ご自宅でも炎症を鎮めることをどんどんやっていただきました。

カイロプラクティクでは少しでも炎症反応を鎮めるお手伝いとして、首から肩まわり、手首から肘にかけての固まった動きの改善を目指すことも大切にし、炎症の部分がなるべく刺激されないように周囲を整えていきます。

また痛めている筋肉に対しては、他の筋肉との連動性を考え、少しでも負担を減らすことも必要になるので、同時に、首や腰、下半身への関係性を整えていきます。

よって腕を上に挙げても、痛みが出ない程度が目先の目標となりました。

ここで一番大切なことは今回のような事態こそ、積極的にテニスの練習をお休みいただき、休息はもちろんの事、ジムなどで腕を使わない下半身強化取り入れていただいたことでした。

さらに今回ケースはジムでパーソナルトレーナーさんにもご協力いただき、身体全体のトレーニングサーブのフォームに至るまでの改善も導いていただけたことは大きな変化要因と推測しました。

 

次のステージは安全エリアでの反復動作です。

今回は腕の動きに制限をかけたスイミングから、ラケットを持たないシャドースイングでフォアハンドの動きなど、トレーナーさんのアイデアを基本に進めました。

 

およそ1か月程度練習をお休みいただきましたが、その頃には施術中での痛みチェックで、動作における痛みはかなり軽減されていました。

その後ラケットを使ったシャドースイングでの無痛を確認し、練習に復帰されました。

練習を行う上でのお約束事は、しばらくトレーナーさんのご指導を受けていただき、身体のメンテナンスを月に1回施していくことです。

 

<担当カイロプラクターのコメント>

初期の症状から時間が経過し、その間セルフケア程度のメンテナンスで休まずに続けることができたことは、一方でここぞという時に思い切った動きができたことでしょう。

その状況は後に肩の筋肉などの組織に少しずつダメージを与えていたと思われます。

肩の中での炎症の疑いは、周囲の組織が擦れて傷つけられることを繰り返し、自己回復が間に合わずいわゆる『怪我』のような状態と推測します。

その状態でさらに練習を続け、負担のかかる動作を繰り返されたことで、炎症が酷くなり、常に痛みを感じるような状態になってしまったと考えられます。

 

しかしながら今回の患者さまは積極的練習をし、肩の痛みと向き合われました。

身体の負担などを感じるときがあったら、スポーツを中断することも大切です。

専門の医療機関や、治療院を頼ることなどの早期の対応が重要になります。

 

今回のケースの根幹は、個人的な推測ですが、学生時代からテニスを続けていたことで、知らず知らずのうち起こるフォームの崩れに気づけなかったのではないかと思われます。

どの競技にも当てはまりますが、筋肉の成長や衰退でパフォーマンスが変化することを考察すると、定期的に専門のトレーナーさんにフォームなどをチェックしていただくことをお勧めします。

 

 

 

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