転倒して手をついてから肩が痛む
2020.02.26
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転びそうになった時にとっさに手をついてから肩が痛くなってしまった50代男性の患者様のレポートです。
軽い捻挫のような状態になった肩が回復していくまでの経過です。
2週間程前、お風呂場で転びそうになって左手をついてから、左肩が痛いです。その日はそこまで強い痛みではなかったのですが、翌日から痛みが強くなり、肩を回す動きで痛むようになりました。それから鍼施術や整形外科などにかかりましたが特に変化はなくずっと痛いままです。ゴルフをやっていますが、痛めてからは怖くてやっていません。
<初診時の症状>
①左肩を動かしたときの痛み。
②慢性的な肩こり。
<施術後の経過>
初回の検査では肩の痛みがあるものの腕を肩よりも上にあげられる状態でした。ただし、左右で比べると明らかに左肩の方が動きがかたくなっているのがわかりました。朝起きると肩がこわばる感じがあるということでした。
四十肩のように肩の深い部分に炎症があるのではなく、表面に近いところに炎症があるようでした。手をついてからの痛みということで、おそらく捻挫のような状態になっていると考えられました。
怪我をしているような状態のため、初回の施術では干渉波を患部に当てつつ、周りの筋肉をほぐしていきました。施術後は肩を動かしたときの痛みは残るものの、施術前よりは肩が楽に動かせるということでした。
2回目の施術も同様に行い、施術後には肩の痛みもかなり減少し、ゴルフをやっても大丈夫だったということでした。3回目の施術の後にはほとんど痛みがなくなっていたということでした。
<担当カイロプラクターのコメント>
この患者さんは、転んで手をついたときに鎖骨の端の辺りの筋肉や靭帯を痛め、捻挫のような状態になってしまっていたようです。鎖骨の端は押すと強い痛みがあり、鎖骨につく筋肉がかなり緊張していました。カイロプラクティック施術は、緊張している筋肉の緩和、肘、手首の関節の矯正、痛めている部分への超音波施術、そして痛めている組織に負担が掛からないようにテーピングを施しました。
急性の症状だったため、安静にしていただきながら施術を行ったことで比較的早くに症状の改善が見られました。
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