手首の違和感が痛みに変わってきた
2020.04.07
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手首の違和感から痛みへと変わっていった40代女性の患者さんのレポートです。
昔痛めた部分が治ったと思っていたらまた症状が出てきてしまったという一例です。
半年前より右の手首に違和感を感じるようになりました。その少し前から手首をぐるぐる回すとゴリゴリ、ポキポキ音が鳴り、気になってつい何度もぐりぐり動かしていました。そうしたら急に手首に違和感を感じるようになり、現在は痛みに変わっています。病院に行ったら骨には異常が無く、腱鞘炎の一種だと言われ湿布のみ処方されました。けれどもあまり改善しないため来院しました。一年以上前に山登りで転倒しそうになり、手を突いた際に痛めていたことがあり、その時の事が原因なのかと考えています。。
<初診時の症状>
①手首の親指側のところに腫れがある。
②手首を痛みで動かすことができなくなっている。
③肘から手首にかけてコリがひどくなっている。
<施術後の経過>
初回の検査では、手首のあたりに炎症が起こっているとみられる腫れがありました。また、炎症のせいか手首が緩くなり、不安定な状態になっていました。そうすると手首を支える筋肉がより強い緊張を起こし、どんどんこりが強くなってしまいます。
初回の施術では手首を支えている筋肉のこりを中心にアプローチしていきました。これは肘から手首にかけてある筋肉です。さらに炎症を抑えるためにアイシングを行い、施術の最後にはテーピングを行いました。アイシングは自宅でも行っていただき、より早く炎症が治まるように伝えました。
2回目以降も同様の施術を行い、炎症が治まってきたタイミングで手首の動きに対してアプローチを行いました。
計6回の施術で手首を動かしても問題も無く、若干押して痛みが残っていたが9割良くなり、ほぼ生活に支障の無いぐらいになりました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回のこの方の手首の痛みは、違和感を感じる一年以上前に山登りで転倒しそうになり、そのとき手を突いた際に痛めていたことがあり、その時から何らかの影響が出てきていたようです。
手首を形成している骨は8個あり、その骨同士の動きが少しでも悪ければ、手首の違和感になってしまいます。これを無理に動かしていたことで炎症が起こり、今回の手首の痛みにつながったと考えられます。
今回は非常に早期に症状が改善した例を挙げましたが、手は日常生活で使いながら施術を行うため非常に長期にわたってしまうことが多いケースです。早期回復のためにも、痛みではなくても違和感を感じたら早めにご相談ください。
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