緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭部や頸部の筋肉の収縮・緊張が原因で起こる頭痛で、後頭部〜頸部、頭全体にかけて、重く締め付けられるように痛みます。
肩や首のこりに伴って出てくることが多いです。
頭痛全体の7〜8割を占めており、成人の20%強が緊張型頭痛であると言われています。
緊張型頭痛の症状・特徴
・ 頻度はさまざまで、毎日続く場合もあれば、月に数回の場合もある。
・ 肩や首のこりに伴うことが多い。
・ 痛み方は「圧迫感」、「頭重感」、「鉢巻を締められるような」、などと表現される。
・ 痛みはそこまで激しくなく日常生活への影響はさほど大きくないが、痛みの出ている間は気になって集中できないなどと訴えることが多い。
・ マッサージや運動、入浴などで軽減する。
・ 吐き気や嘔吐はしない。
緊張型頭痛の原因
悪い姿勢や長時間の反復作業、骨格の歪みなどの「身体的なストレス」があると筋肉が過度に緊張してしまいます。そうして緊張した筋肉では、血流が悪くなり、老廃物が溜まります。その老廃物が蓄積した結果、筋肉の「コリ」となり、緊張型頭痛の原因になってしまいます。
また、不安や緊張、抑うつなどの「精神的なストレス」も神経や筋肉の緊張を高める原因となります。