産後の腰痛
産後に腰痛、臀部痛や股関節の痛みを感じることはよくあります。
妊娠中の症状がそままま残ることもあれば、妊娠中はなかったのに産後から症状がでてくることもあります。
出産後の腰痛の原因
＊妊娠中の骨格、バランスの変化による腰痛
・妊娠中にお腹大きくなるため腰のそりが強くなってしまい、出産後もそのままの状態で子供を抱っこした状態が続くため、腰の負担が大きくなり、腰痛が悪化してしまう場合が多くあります。
・出産により、骨盤を支える靭帯が柔らかくなり、骨盤自体が開いて不安定な状態になります。そのため、土台が不安定になるので、腰への負担が大きくなり、腰痛が悪化してしまうケースが多くあります。
＊育児による疲労
産後は赤ちゃん中心の生活になります。赤ちゃんを抱っこすることで、腰に負担がかかりますし、腕や肩・背中の張りも強くなります。また、夜泣きなどで睡眠時間が削られ、全身的な疲労がたまることも悪化要因です。
新御茶ノ水外来センターでは
産後の腰痛は、しっかりとケアをしないと腰痛が長引いて慢性化していく恐れがあります。また、育児による疲労は避けられないので、腰痛の治療はもちろんですが、身体全体のバランスを整えていくことが必要です。
