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痛みの原因事典

テニス肩

目次

テニス肩とは

肩は人の体の中で一番自由に動く関節であると同時に、怪我をしやすい関節でもあります。プレーによって、肩関節の中で筋肉の腱やその周りの組織に衝突や摩擦が繰り返されて痛みが出ます。症状が悪化すると痛みで肩が挙げられなくなることもあります。テニスではフォアハンド・バックハンド・サーブのときでそれぞれ使う筋肉が異なるため、痛みの部位・原因もそれぞれ異なっています。

 

症状 

・痛みで肩が挙がらない。

・痛みでオーバーヘッドサーブができない。

・スマッシュが打てない。

・インパクトの時に肩に痛みが走る。

 

原因 

プレーによって肩の筋肉を使いすぎると筋肉が硬くなります。これは、無理なフォームによってインパクトのときに肩に衝撃が加わることで起こります。そうすると肩の関節の動きが悪くなります。動きが悪くなると関節の中で筋肉の腱がこすれたり、ぶつかりやすくなり炎症が起こります。最初は小さな炎症でもプレーを継続することで慢性化しまいます。また、ふとしたきっかけで悪化して激しい痛みになることもあります。

肩の上方の痛みの場合、肩の筋肉が肩関節に挟み込まれる状態になって痛みを起こします。腕を肩と水平くらいの高さに持ち上げた時が、肩関節の中が狭くなるので一番痛みも出やすいです。

肩の前方の痛みの場合、二の腕の筋肉である上腕二頭筋の腱が使いすぎや、骨との過剰な摩擦によって炎症を起こしてしまい、それが痛みの原因になっています。

肩の後方の痛みの場合、フォアハンドでは筋肉に過剰な牽引力がかかり、バックハンドでは過剰な負荷がかかることで筋肉に炎症が起こり、痛みの原因になります。

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WHO 国際基準カイロプラクター 東堂 達也 B.C.Sc.

本記事の文責カイロプラクティック新御茶ノ水外来センター

院長 東堂 達也

RMIT大学日本校(現東京カレッジオブカイロプラクティック)卒業
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)
応用理学士(B.App.Sc)

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