ゴルフによる股関節・膝の痛み
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ゴルフによる股関節・膝の痛み
ゴルフスイングでは体幹を中心とした軸回転を反復的に行いますが、このとき、股関節の柔軟性が重要になります。股関節が硬いままでスイングすると、体全体の捻転が小さくなりパフォーマンスが低下すると同時に、股関節や膝関節の痛みに繋がります。
症状
・バックスイング、もしくはフォロースルーで、脚に体重をのせた時に股関節や膝に痛みが出る。
・ダウンスイングからインパクトにかけて、右脚の蹴る動作、もしくは左脚の壁を作る動作で痛みが出る(右利きの場合)。
〇原因
柔軟性の低下に加え、アドレスの足の位置やスイングの軸のブレがあると、左右の体重移動が多くなったり、股関節や膝関節に過剰に過重が掛かったりして、痛みの原因となってしまいます。
人それぞれのスイングのタイプによりますが、以下のようなパターンが多くみられ、股関節や膝に症状を引き起こす原因となります。
・体重移動が過剰で股関節〜膝〜足にかけての外側の筋肉に緊張が強くなっている。
・アドレス姿勢で身体を前傾させている際に主に使われるお尻・太ももの前の筋肉に緊張が強くなっている。
・インパクトの際に脚で強く蹴り出そうとしてお尻〜太ももの後の筋肉に緊張が強くなっている。
など。