ときどき腰が抜けそうになる
2019.11.19
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腰痛が慢性的になり、日常的に軽いぎっくり腰を繰り返すようになってしまった34歳男性の患者様のレポートです。
デスクワークを続けるうちに姿勢が悪くなり、腰の負担が増えたことで今回のようなケースが発生しました。
1年程前から、ぎっくり腰のような腰痛に悩まされています。座っていると腰の重だるさを感じることが多くあります。そのままにしておくと立ち上がるときに、ぴきっと腰に痛みが走ることがあり、腰が抜けそうになります。そうすると、ぎっくり腰のようになってしまい、しばらく腰を曲げて歩かないといけない状態になります。痛み自体はそこまでひどくなく、長引くこともないので、今まで腰の施術を受けたことがありませんでした。しかし、その影響か最近背中の痛みを感じることも増えてきました。また、デスクワークの職業柄か肩こりや首のこりも感じやすいように思います。またずっと座りっぱなしなので足首もむくむような感じがあります。
<初診時の症状>
①腰の重だるさ
②時々腰が抜けそうな感じがある
③腰痛の影響か背中の痛みが気になる
④デスクワークの影響で肩こりや首のこりが酷い
<施術後の経過>
この方の場合、仕事でずっと座っているため、腰から股関節の筋肉が固まっているような状態でした。そのため、座っていてもすぐに疲れてしまい、腰の重だるさにつながっていたと思います。
この状態が酷くなると、立ち上がるときに腰が伸びずに、いきなり動かすことで体がびっくりして、ぎっくり腰のようになってしまうことが多くあります。そのため、カイロプラクティックの施術は、腰から股関節の固まった筋肉を中心に行いました。
そうすることで、座っているときの姿勢を腰に負担のかからないものにし、ぎっくり腰のような症状にならないように施術を行っていきました。
初回の施術後には、腰の軽さを感じていただけましたが、まだ腰の重さが奥に残っているということでしたので、そこから施術を継続していきました。5回目の施術が終わるころには、仕事中の腰の重だるさを感じることも減り、ぎっくり腰のような症状も治まったということでした。
今は、ご自宅でストレッチを行っていただきながら、腰の疲れを感じた時にメンテナンスで来院していただくようにしています。
<担当カイロプラクターのコメント>
長時間のデスクワークにより、座ったままの状態で体が固まっている方が多くいらっしゃいます。これは、立っているときでも、背中が丸くなっていたり、骨盤が丸くなっていたりという状態です。そうなると、座っている以外の時間でも、腰に負担がかかりますし、座っていても腰の負担が余計に増えてしまい、この方のように慢性的な症状になってしまうことが多くあります。日ごろからストレッチを心がけたり、姿勢を気をつけるだけでも効果がありますので、慢性的な腰痛でお悩みの場合には、一度ご相談ください。
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