四十肩は治ったのに「クロールで肩が痛い」…40代男性がトライアスロンに復帰するまで
2026.01.23
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【症例報告】四十肩は治ったのに「クロールで肩が痛い」…40代男性がトライアスロンに復帰するまで
「四十肩の痛みは落ち着いたはずなのに、スイムの練習を始めると肩の外側が引っかかる…」
今回ご紹介するのは、千代田区神田周辺でお勤めされながら、トライアスロンに挑戦されている40代男性の症例です。日常生活に支障はなくても、スポーツ特有の激しい動き(特にクロールのリカバリー動作)で残る「あと少しの不安」をどう解決したのか解説します。
1. このような「四十肩・五十肩の後遺症」でお困りではありませんか?
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日常生活の痛みは消えたが、腕を振りかぶると肩が引っかかる
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クロールのリカバリー動作(腕を後ろから前に持ってくる動き)でズキッとする
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「万歳」をすると、痛い方の腕だけ耳の横まで真っ直ぐ上がらない
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トライアスロンや水泳の練習を再開したいが、再発が怖くて思い切り動けない
もし一つでも当てはまるなら、それは単なる「筋力不足」ではなく、四十肩の回復期に特有の**「筋肉の柔軟性のアンバランス」**が原因かもしれません。
2. 来院時の症状:日常生活は可能でも「競技動作」に制限
患者さまは四十肩の発症から約半年が経過し、炎症期を抜けて日常生活での痛みはほぼ消失していました。しかし、トライアスロン復帰に向けて検査を行うと、以下の問題が浮き彫りになりました。
検査で見つかった3つの異常
肩甲骨外側の「しこり(硬結)」:肩甲骨のキワにある深い筋肉(小円筋・肩甲下筋など)が固まり、関節のスムーズな回転を邪魔していました。
代償動作(逃げの動き):腕を真っ直ぐ上げようとすると、痛みを避けるために無意識に腕が外側へ逃げる「動きのクセ」がついていました。
連動性の低下:両腕を挙げる「万歳姿勢」では、痛めた側の腕が耳の横まで届かず、背骨(胸椎)のしなりが失われていました。
☆☆☆四十肩・五十肩の施術風景☆☆☆
3. カイロプラクティックによる競技復帰へのアプローチ
トライアスロンのスイム動作、特にクロールでは**「肩甲骨のしなやかな回旋」**が不可欠です。当院では以下のステップで施術を行いました。
ステップ①:肩甲骨深層筋へのピンポイント調整
四十肩の「回復期」に残りやすい、肩甲骨外側の深い筋肉を重点的にケア。セルフケアでは届きにくい部位を滑らかな滑りを取り戻し、腕を後ろに引く際の「引っかかり」を解消します。
ステップ②:クロール動作に合わせた「連動性」の修正
「肘を後方に振りかぶる角度」での痛みを解消するため、肩関節だけでなく、背骨(胸椎)の動きも調整。体幹の回転がスムーズに腕に伝わるよう整えました。
ステップ③:動作のクセ(フォーム)へのアドバイス
「腕の力だけで回そうとすると、肩関節の前方に負担が集中する」という点を確認。肩甲骨から大きく回すための身体の使い方を共有し、再発しにくい状態を目指しました。
4. 改善の経過:5回の施術でスイム練習を本格再開
3回目: 両腕の挙上が耳の横まで揃うようになり、日常の「重だるさ」が消失。
5回目: 水中での「引っかかり」がほぼゼロに。リラックスして肩を回せるようになり、練習強度を上げても痛みが戻らなくなりました。
現在は、トライアスロン大会への出場に向けて、肩甲骨周りに負担を溜めないための定期メンテナンスと、自宅でのセルフケアを継続されています。
5. 担当カイロプラクターより:競技復帰を目指す方へ
四十肩・五十肩は、痛みが引いた後も「筋肉の柔軟性のムラ」や「かばう動作のクセ」が残りやすい疾患です。 特にクロールのような高度な連動を必要とするスポーツでは、その**「わずかなズレ」**が再発や、別の部位(腰や首)の痛みを引き起こすこともあります。
「もう治ったはずなのに、スポーツをすると違和感がある」という段階こそ、専門的なケアで身体をリセットする絶好のタイミングです。千代田区・神田・御茶ノ水エリアでスポーツ復帰を目指す方は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は情報提供のみを目的としており、特定の診断や治療を保証するものではありません。症状がある場合は、自己判断せず必ず専門の医療機関や当院へご相談ください。
執筆者プロフィール:
報告 渡邉泰治
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)応用理学士(B.App.Sc)
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