手首の違和感が痛みに変わってきた 千代田区
2025.04.25
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手首の違和感から痛みへと変わっていった40代女性の患者さんのレポートです。
昔痛めた部分が治まったと思っていたらまた症状が出てきてしまったという一例です。
半年前より右の手首に違和感を感じるようになりました。その少し前から手首をぐるぐる回すとゴリゴリ、ポキポキ音が鳴り、気になってつい何度もぐりぐり動かしていました。そうしたら急に手首に違和感を感じるようになり、現在は痛みに変わっています。
病院では骨には異常が無く、腱鞘炎の一種だと言われ湿布が処方されました。けれどもあまり改善しないため来院しました。一年以上前に山登りで転倒しそうになり、手をついた際に痛めていたことや、最近スマートホンを代えて重さを感じていることなど何が原因なのかわかりません。
<初診時の症状>
①手首の親指側のところが膨らんで腫れているようである。
②更に腫れているようである部分に熱さを感じ、冷やすと気持ち良い。
③肘から手首にかけて凝りがひどいことになっている。
<施術後の経過>
初回の検査では手首のあたりに腫れや熱感を確認しました。また手首の動きに左右差があり、右側は緩さ感が疑われました。
よって手首を支えている筋肉を中心に肘から肩にかけての施術となりました。まずは腫れや熱感が疑われる箇所のアイシングを施しました。自宅でも行っていただき、より早く腫れや熱感が治まるように伝えました。
緩さ感が疑われたルーズな手首は、使う度に周囲の筋肉が手首を支えることが想定されます。よって周囲の筋肉を含め緊張状態が継続しやすいことを鑑みテーピングを施しました。更に肩甲骨から腕、肘、手首に至る主要な筋肉群をリリースしました。
2回目以降も同様の施術を行い、腫れや熱感がわかりずらくなることを第一に進め、手首の動きに関係する肘周りや肩回り対してアプローチを行いました。計6回の施術で手首を動かしてもほぼ痛みの再現がでませんでした。しかしながら物を持った状態で手首を動かすとやや痛みや違和感が残るとのことで施術間隔を開けながら取り組んでいます。
<担当カイロプラクターのコメント>
施術を進めていくと、手首の違和感を感じる1年以上前あった山登りで転倒しそうになり痛めていたことがクローズアップされ、当時のエピソードを詳しく教えていただきました。すると今回のような腫れや熱感があったのですが病院には行かず放っておいたそうです。違和感は続いたものの状態は落ち着いていったとのことでした。結局この状態が土台となり日常生活で痛め続けていったのでしょう。
手首を形成している骨は8個あり、その骨同士の動きがスムーズにいかない時に手首に違和感が出ることがあります。転倒し手をついて痛めた状態は手首に無理な衝撃がかかり、腫れや熱感につながったと思われます。
手首周りのトラブルは痛くても日々使う必要がありますので、慢性化しやすい傾向もあります。また施術も長期にわたってしまうことが多いです。早期回復のためにも違和感を感じたてら早めにご相談ください。
手首の痛みを詳しく知りたい方はこちら⇒ 手首の痛み
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