抱っこで腕が痛い原因は腕だけではない?産後の身体の使い方が影響した症例【千代田区】
2026.03.17
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子供を抱っこしたり、荷物を持ち上げたりしたときに腕の痛みを感じるケースは少なくありません。特に産後は身体のバランスや使い方が変化しているため、腕に負担が集中しやすい状態になることがあります。
今回ご紹介するのは、1歳のお子さんを育てている方が、抱っこをきっかけに腕の痛みを感じるようになった症例です。
『こんな方に読んでいただきたい症例です』
〇 子供の抱っこで腕に痛みが出る方
〇 軽い荷物でも腕が痛くなってきた方
〇 腕の張りやだるさが続いている方
〇 産後から身体の使いづらさを感じている方
〇 湿布や冷却だけでは改善しない腕の痛みにお悩みの方
<来院のきっかけ>
1歳のお子さんを育てている患者さんで、約1か月前から抱っこをする際に腕の痛みを感じるようになったとのことでした。
当初は「時間が経てば自然に良くなるのではないか」と様子を見ていたそうですが、徐々に痛みが強くなっていきました。冷やすと楽になる感覚があったため、保冷剤を使ってアイシングを行っていました。
一時的に楽になるものの、次第に軽い荷物を持つだけでも痛みが出るようになり、来院時には「腕の重みだけでも違和感がある」と感じる状態でした。
お子さんは抱っこを求める時期でもあり、「このままでは日常生活に支障が出てしまう」と不安を感じて来院されました。
<初診時の症状>
① 抱っこ時に腕へ痛みが出る
② 軽い荷物でも持ち上げると痛みが出る
③ 腕全体に張り感があり、筋肉の硬さを自覚
<施術後の経過>
初回は、どの動作で痛みが出るのかを明確にするため、基本的な動作テストを行いながら評価しました。
何も持たない状態での肘の曲げ伸ばしでは痛みははっきりしませんでしたが、約1kgの負荷をかけると痛みが再現されました。一方で、
〇脇を締める
〇手首を安定させる
といった動作を加えることで、痛みが軽減する変化が見られました。
このことから、単純な局所の問題だけでなく、身体の使い方や連動性も関係している可能性が考えられました。
施術では、肘・手首・肩周囲の調整に加え、全身のバランスにもアプローチを行いました。また日常生活では、
〇抱っこの回数を分散する
〇脇を締めて抱える
〇手首の安定を意識する
など、腕への負担を軽減する工夫もお伝えしました。
2回目以降も同様の方針で施術を継続し、約2週間後には腕の痛みが軽減傾向にあるとの変化が見られました。
さらに評価を進める中で、産後に見られやすい特徴として「腹圧の維持が難しい状態」が確認されました。これは骨盤底筋群の機能低下とも関連する可能性があります。
この状態では身体全体で支えることが難しくなり、結果として腕だけで抱っこをしているような負担のかかり方になっていたと考えられました。
〇呼吸を活用した体幹の安定化
〇全身の連動を高めるエクササイズ
を取り入れ、身体全体で支えられる状態を目指しました。
ご自宅でもトレーニングを継続していただいた結果、腕の痛みは徐々に軽減し、抱っこ動作への不安も少しずつ減っていきました。最終的には「強い痛み」から「軽い筋肉疲労のような状態」へと変化していきました。
☆抱っこ時に腕へ負担をかけにくくするための体幹トレーニングを動画でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください↓
<当院の考え方>
当院では、「痛い部分だけ」に注目するのではなく、
〇生活習慣
〇身体の使い方
〇負担のかかり方
といった背景も含めて確認することを大切にしています。
症状の原因を整理しながら、無理のない形で改善を目指していきます。
<担当スタッフのコメント>
今回のケースは、抱っこ動作の繰り返しによる筋疲労の蓄積が影響していた可能性が考えられました。
大きな損傷ではなくても、小さな負担が積み重なることで筋肉に炎症のような状態が起こり、軽い負荷でも痛みを感じることがあります。そのため初期にはアイシングが有効な場合もあります。
一方で、筋疲労が続くと筋肉の柔軟性低下や血流の滞りも起こりやすくなるため、回復段階では温めるなどの対応も重要になります。
また今回は産後の身体機能の変化によって腕への負担が集中していた点が特徴的でした。
再発予防のためには、
〇身体全体で支える動作の習得
〇日常動作の見直し
といった視点も重要であると考えています。
<最後に>
子供の抱っこや日常動作による腕の痛みは、単なる筋肉疲労だけでなく、身体の使い方や産後の変化が関係している場合もあります。千代田区(神田・神保町・淡路町・大手町・神田小川町エリア)で、抱っこや荷物を持つことで腕の痛みになる症状がある場合は、無理に我慢せず一度ご相談いただくことも一つの選択肢です。
※本記事は情報提供のみを目的としており、特定の診断や治療を保証するものではありません。症状がある場合は、自己判断せず必ず専門の医療機関や当院へご相談ください。
執筆者プロフィール:
報告 渡邉泰治
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)応用理学士(B.App.Sc)
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