子供を抱っこしたり、荷物を持ったりすると腕が痛くなる 千代田区
2025.10.24
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1歳になる子供がいますが、1ヶ月ほど前から子供を抱っこするときに腕の痛みを感じるようになりました。
最初のうちは、時間が経てば痛みも治まってると思っていましたが、痛みは治まるどころか徐々に増してきたので冷やすと気持ちいい感じがしたので保冷剤を使って対処しました。
スースーして気持ちが良く腕の痛みが和らぐ感じがしていましたが、今では軽い荷物を持つだけでも痛みを感じるようになってしまいました。今朝は腕の重みさえ痛いような感じです。子供は甘えたい盛りなので、腕の痛みをどうにかしないと続きません。
<初診時の症状>
- ①子供を抱っこするときに腕に痛みを感じる
- ②軽い荷物でも持ち上げるときに、腕に痛みを感じる
- ③自分で腕をマッサージしても腕がはっているのがわかる
<施術後の経過>
初回は腕の痛み場所を明確にするために基本的なテストをしながら、併せて2次的に発生していると推察される周囲もチェックしました。施術中、何も持たずに肘の曲げ伸ばしを再現頂くと腕の痛みが不明確になったので、1KGのバーベルを慎重に持って頂くとやはり痛みの再現となりました。しかしながら脇を意識的に締めたり、手首の安定化をはかると腕の痛みが再度不明確になりました。
よって問診や施術中の変化を含め、未だ患部そのものに怪我的なダメージが残っていることをなど幅広く疑う事にしました。ご自身でもやっていただいたアイシングや、物理療法も取り入れました。また卒乳されたとのことでしたので患部へのシップなどの使用も説明させていただきました。また日常生活ではお子さんを上手く取り入れ少ない時間の抱っこを繰り返すことや、毎度脇を締めて抱っこしたり不安定な手首をサポートすることなどで患部へのストレスをが少しでも減少できるような取り組みにチャレンジいただきました。
2回目以降も初回の方針を継続し、肘や手首そして肩回り中心に全身のアプローチを試みました。初回から2週間程経過した時点で腕の痛みの程度が下がりつつあるとのことでしたので、産後のママが陥りやすい身体の機能低下のチェックをいたしました。
特徴的なこととして腹圧が上手く維持できないことが判明されました。(結果的に骨盤底筋群の機能低下も疑いました。)この状態での子供の抱っこは効率は悪くなることが考えられます。極端な言い方をすると腕だけで抱っこする状況に陥っていたのではないかと考えられました。
基本的な身体の使い方に呼吸を組み合わせながら、身体全体を締める方向へ促していきます。何度も何度も反復練習が必要になります。更に自宅でもできるようなバージョンも確認しながらすすめました。
ご自宅でもストレッチポールがあるということでしたので、エクササイズを行っていただいたり、産後のママの為の腹圧トレーニングを習慣化いただいたところ腕の痛みの状態がいわゆる『ただの筋肉痛』に変化をとげられました。
<担当スタッフのコメント>
お子さんを抱っこする繰り返しは言わば、筋疲労を繰り返している状態と同等と考えられます。
筋断裂や肉離れのような重症なものではなく、ごく小さな筋肉の傷程度ですが、これが毎日起き、筋肉の修復過程でまた傷つくと、さすがに筋肉は怪我のような状態(炎症が考えられアイシングが効果的)となり、軽い負荷をかけても腕の痛みを感じることが推測されます。
その後の施術は、筋疲労の継続が筋肉そのものの柔軟性をも低下させてしまうことも考えられるので、筋肉をしっかりとリリースする目的で患部を温め、血流を促し筋疲労が早期に回復できよう努めました。
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