力を入れると肘が痛む
2020.06.20
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仕事で荷物を持ち上げた拍子に肘の痛みに襲われた50代女性の患者さんのレポートです。
日常のふとした動きでテニス肘の症状が出てしまった方の一例です。
2ヶ月ほど前に、お店でビールの樽を左手で持ち上げた後から肘の痛みを感じるようになりました。それからは左腕を使うとズキッとした痛みが走ります。しばらくしてから整形外科を受診し注射、飲み薬と電気の施術をしてもらいましたが大きな変化はありませんでした。特に物を持ったり、ぞうきんを絞る動きで強い痛みがでます。天気の悪い日は特に痛みが強くなるような気がします。
<初回来院時の症状>
①物を持ち上げる時に左肘の外側の痛み。
②ぞうきんを絞る動きで肘が痛い。
<施術後の経過>
初回の検査では、肘の周りの筋肉が硬くなり、手首の関節の動きが悪くなっていました。この状態ですと電気を流して筋肉をほぐしても手首の動きが硬いままなので、また肘の痛みが再発しやすい状態です。そのため、肘周りの筋肉をほぐしながら、手首の動きをよくしていくようにアプローチを行っていきました。
初回の施術では、肘の痛みが半分ほどに落ち着いきました。しかし、また仕事をしていると徐々に痛みが酷くなってくるということでした。そこから3回の施術を行いながら、仕事の合間などに出来るストレッチを覚えていただきながら施術を行っていきました。
6回目の施術の頃には肘の痛みもおさまり、疲れてくると違和感を感じる程度になりました。そのため今は、1ヶ月に一回のペースで来院していただき、痛みが再発しないようにケアを行っています。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回のケースは、俗に言うテニス肘と同じ症状でした。前腕の筋肉が固くなりすぎて、筋肉が付着している肘の部分に大きな負担がかかっていました。この方は飲食店で働いているので、重いものを持つことも多く、徐々に疲労が蓄積されていったようです。施術に加えて、腕の筋肉をストレッチする方法を覚えていただいてやってもらったので少ない回数で症状が改善したのだと思われます。
仕事柄力仕事が多いため、定期的な体のメンテナンスをすすめました。
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