首のヘルニアで手が痺れる
2016.10.12
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ある日から突然右の手が痺れるようになりました。整形外科を受診したところ頚椎ヘルニアと診断されて、湿布と牽引をしましたがあまり楽になりません。指の痺れとは別に、腕全体にも重だるい痺れがあります。首の痛みがあるため上手く顔を上げられないのと、無理に上げようとすると指先の痺れが酷くなります。仕事は接客業で、立っていることで腰のだるさも常に感じています。(44歳女性)
<初診時の症状>
①首の痛み。
②指の痺れ。
③腕の重だるい痺れ。
④腰痛。
<施術後の経過>
3回目のカイロプラクティック施術から首の動く範囲が改善され始め、首の動きに伴っていた指の痺れも軽減していきました。その後も腕の重だるい痺れ、腰痛ともに症状が緩和されて、6回目の施術では首の痛み、指の痺れ、腕の重だるい痺れ、腰痛ともに改善されました。6回のカイロプラクティック施術を週に2回行い、3週間が必要でした。現在は2、3週間の間隔を設けて経過を観察しています。
<担当カイロプラクターのコメント>
この方の右腕と指の痺れは、2つの異なる原因から起こっていました。指の痺れは頚椎からの影響によって、腕全体の重だるい痺れは、肩甲骨周囲の筋肉の過度な緊張により起こっていました。指の痺れが楽になる頚椎の角度を検査し、痺れが楽になる方への牽引を加えていきました。また、骨盤・背骨を中心としたバランスの悪さを矯正しました。肩甲骨周囲の筋肉の負担をより軽減するためにテーピングを使用し、日常での負担を最小限に抑えることで、指の痺れと腕の重だるい痺れが順調に改善していきました。顔を上に向けても痺れが出てこないため、ご本人も積極的に首を動かすことが出来るようになり、これもまた「背骨の動き」を維持、向上させるために非常に重要なポイントとなりました。
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