肩や腕の重だるさと背中の張り
2021.01.01
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仕事中の肩や腕の重だるさに悩む40代女性の患者様の症例です。
普段の姿勢の悪さかた肩こりなどの症状が悪化してしまった一例です。
3ヶ月くらい前から肩こりがひどくなり、最近左肩から左腕の肘にかけて重みやだるさを感じることがあります。仕事中パソコンを使用していると1時間もしないうちに背中の張りと肩から肘にかけての症状が出てきます。湿布を張ったりしてみましたが効果はありませんでした。
<初診時の症状>
①慢性的な肩の張り
②通常は肩から肘にかけての症状は無い。
<施術後の経過>
1回目の施術の後は肩の軽さを感じ、翌日の仕事中もいつもより症状が軽くなりました。悪い姿勢でパソコンを使っていると症状が強く出ることもありましたが、週1回のペースで5回施術を行い肩から肘にかけての重みとだるさは改善しました。
肩の症状は回数を追うごとに徐々に改善傾向にむかっていきました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の症状は胸郭出口症候群という女性の方に多く見られる症状でした。この症状が出ると腕の重だるさや手のしびれといった症状が多く見られ、女性の方は筋力が弱いため、男性に比べてこの症状が出やすい傾向にあります。この症状を予防するためには日頃から姿勢を気をつけてデスクワークに取り組んで頂いたり、休憩をはさんでストレッチを行っていただく事が有効な手段と言えるでしょう。
このような症状が出てしまった場合には、整形外科を受診しても骨の異常ではないためレントゲンでの異常は見つからず、痛み止めの湿布や神経の流れを促進するお薬が処方されることがほとんどです。
今回の症状が施術中に再現できたのは鎖骨の上の筋肉に圧をかけた時と肩甲骨の上から圧をかけた時でした。悪い姿勢で長時間パソコンを使用しているので特定の筋肉に疲労が蓄積し、一定の期間その筋肉に負担が掛かると重だるさが出るというものです。施術で症状を改善していても、日常的な姿勢が悪いと症状を再発させることがあります。日頃の姿勢には十分注意してください。
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