孫を抱っこすると足の付け根が痛む 千代田区
2024.08.23
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１歳になる孫を抱っこしていると、足の付け根が重くなってきて痛みがでている６０代の女性の症例です。
これまで３人の孫を同じように抱っこしてきましたが初めての経験です。
いままで何かしら重い物をもって足の付け根が痛くなったことはありませんし、１歳になる孫が特別に重いとも感じません。
しかしながら思い返すと関係がないと思っていましたが、先月正座をする機会があった時立ち上がる際に少し膝を痛めた感じがありました。数日足をかばっていたかもしれません。
先日、昇りと降り階段がありましたが、は昇りは大丈夫で降りが少し怖く、痛みはないが安心して体重をのせれない感じでした。
また生活を送っている上で正座の姿勢はないので問題はないですが、正座の機会は近日中にあるので不安です。
娘に足の付け根が痛い話をしましたら、自分が通っている治療院を紹介してくれるとのことで来院しました。
＜初診時の症状＞
①片足に体重をのせると足の付け根が重いが痛みはない。
②元気に腿上げをしても痛みはない。
③膝の屈伸運動は違和感があり、正座が怖い。
④階段は下りが怖く、痛みはないが安心して体重をのせれない。
＜施術後の経過＞
１回目は主訴である足の付け根を中心に検査とカイロプラクティック施術を行いました。
施術中、痛みの再現も確認でき一つ一つ対処していきました。
施術後は①片足に体重を載のせると足の付け根が重いに対してクリアーできてました。
対側の膝については、筋肉の張りが強い状態でした。次回こちらを中心に進めることにしました。
５日後の２回目の問診では２日間は足の付け根は抱っこしても痛みにならずホッとしていたが、３日目くらいから違和感と重さが再発したとのことで１回目のアプローチ及び対側の膝を同時に進めました。
対側の膝は関係する筋肉の張りが思いの外、強かったのでストレッチの指導も行いました。
下半身のストレッチ動画はこちらからどうぞ
３日後の３回目は、ほぼ問題ない状態でスタートでき方針も変えず進めました。
１週間後、２週間後と再発なく進められましたので、メンテナンスに切り替えました。
痛みのない現在も月に１度の健康管理のために、利用していただいております。
＜担当カイロプラクターのコメント＞
抱っこするとは、持ち方やご自身のコンデションである種の負担を強います。
今回のケースは結果的に、ご自身の膝を中心とした下半身の不安定性から発っしていたものと推測します。
今回の患者さんは持ち方については特にご指摘することはなく、今までのお孫さんの抱っこで問題がなかったことが理解できます。
一方で膝に不安がでると『なし崩し的』にメカニズムが狂ってくるようです。
抱っこはお孫さんを落とさないように注意を払うでしょう。その際、無意識で下半身の不安を除くためにはどこか違う部分でかばうことが必要になると推測されます。今回のような足の付け根の問題、『股関節』や『膝の不安定性』が関わるトラブルだったと思われます。
股関節についてのストレッチ動画はこちらからどうぞ
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