バレーボールの練習中に起こった足首の痛み
2020.09.07
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部活の練習中に足首の痛みが出てしまった10代女性の患者さんのレポートです。
足首を捻ったわけではないのに足首の痛みが出てしまった一例です。
2日前に部活の練習後に急に左足首が痛くな りました。何とか家に帰って安静にしました。翌日の朝は幾らか調子は良かったのですが、試合の為のアップ中に痛みが出て走れなくなってしまいました。その日は 同じ様にして休んだのですが、思うように痛みが引かず歩くのも辛いです。足を捻ったわけでもないのに、痛みが強いため心配です。
<初診時の症状>
①左足首の痛み(足に体重をかけた時に激痛)。
②足全体の張り。
<施術後の経過>
初回の検査では捻挫をしたわけではないので足首に腫れた所見はありませんでした。しかし、ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなり、足首を曲げると痛みが出る状態でした。所見としてはシンスプリントのような状態でした。
そのため施術はふくらはぎや前脛骨筋というすねの筋肉を中心にアプローチを行っていきました。
初回の施術後、左足首の痛みは 2/3ほど軽減し、歩くのが大分楽になったようでした。4日後の2回目の施術後は、足首の痛みは1/3までに軽減しました。それから一週間後の3回目の施術後には、足首の痛みはほとんど改善し、練習を再開しても痛みはないとのことでした。現在は、再発防止とメンテナンスを目的に3〜4週間に一回のペースで 来院してもらっています。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回のケースの痛みの原因は、部活のオーバートレーニングによる、足首・ふくらはぎの筋肉の過度な疲労の蓄積でした。過度なトレーニングを続けていたために、足の筋肉が耐えられなくなり、小さな肉離れを起こしてしまい、シンスプリントのような状態になっていました。まだ年齢が若いこともあり、組織の再生も早いためか、スムーズに回復していきました。また、施術に加えて日々のストレッチを徹底してもらい、今でも特に練習後に取り組んでもらっています。スポーツをしていると疲労がたまりオーバーワークによって怪我に繋がることがありますので、早めの体のケアをおすすめします。
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