トリガーポイントによる左足のスネから足首にかけてしびれがある
2020.08.10
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座り仕事の後から足のしびれが出始めてしまった30代女性の患者さんのレポートです。
トリガーポイントというこりによって足のしびれが出た一例です。
3週間前ぐらいから左足のスネから足首にかけて徐々にしびれが出てきました。たまに、針を刺したような痛みがあることもあります。症状が出始める少し前に、長時間あぐらをかいて前かがみで作業をすることがありました。それ以降、正座した後のようなしびれがずっと残っている感じです。以前から、左側の太もも裏付近がつる感じはありましたが気にしていませんでした。また、仕事などで同じ姿勢でいると、腰にも重い感じがありました。
<初診時の症状>
①左足のスネから足首を触ってみると、1枚膜がかかったような感じがある。
②左しのスネから足首にしびれがある。
③腰に重だるい感じがある。
④左側の太ももの外側・裏側につる感じがある。
<施術後の経過>
初回の検査では足首の動きが硬くなり、スネの筋肉である前脛骨筋が硬く固まっていました。そのなかにトリガーポイントという部分があり、押すと痛みが誘発されました。このことから、今回の足のスネから足首にかけてのしびれが前脛骨筋のトリガーポイントによるものだと考えられました。
そのため、施術もこの部分を中心にアプローチしていきました。また、腰の痛みやもも裏のつるような感じも間接的に影響していると考えられましたので併せてアプローチしていきました。
3回の施術で腰の重だるい感じやもも裏のつる感じはなくなりましたが、スネから足首のしびれは残っていました。足首の動きは徐々に柔らかくなり、前脛骨筋の状態も良くなってきていたので、患者さんにも積極的に歩いて頂き、足全体の血流をよくしていただくようにしました。そのあと4回の施術を継続していくうちに徐々にしびれが出る頻度が下がっていきました。
今は体のメンテナンスのために月に1回のペースで来院していただいています。
<担当カイロプラクターのコメント>
この患者さんの左足のスネと足首の症状は、足首を動かす筋肉(前脛骨筋)のトリガーポイントという筋肉にできる特殊なコリによる関連痛でした。また、脚を組んだりする癖があるということで骨盤のゆがみも起きていたため、左側の腰・お尻に負担がかかっている状態でした。施術では、関連する骨盤・腰の関節・膝・足首、またそれらの周囲の筋肉をほぐしていきました。施術を繰り返すうちに骨盤のゆがみもよくなり、左側にかかる負担も軽減したため症状も良い方向に向かったと思われます。
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