年末の片づけと大掃除で腰痛。千代田区
2025.01.17
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今回は年末の片付けと大掃除でかがんだ姿勢での時間が長く、いわゆる中腰姿勢での弊害と思われるケースです。作業の最中ですでに恐怖と隣り合わせ、掃除が終わってからはぎっくり腰になりそうでならないような症例です。
例年通りの師走の忙しさが続き無事に終わりを迎えたのですが、上司から保存書類の片付けと大掃除をしましょうと提案がなされ全員で取り組みました。上司も配慮して終わる時間を決めてやりましょうということになりました。各自のデスク周りはほどほどで、普段からプールしていた社内保存が必要な書類を移動することになりました。
保存のためのキャビネットには1年分に近い書類が大量に保存されており、順番に出しては台車に載せ、その後倉庫に移動を繰り替えしました。書類はまとまると想像以上に重く、台車に乗せる時も降ろす時も結構キツイ作業になりました。また搬出が終わったキャビネットの内部も掃除が必要だったので掃除機をかけ、雑巾で乾拭きもしました。
はじめの方はまだよかったのですが、かがんだ姿勢を徐々に保っていられなくなり、腰が痛みだしました。痛みの我慢は恐怖ですが次々と運び出しては移動を繰り返すと姿勢が変わると少し楽になった感じもあり、結局休むことなく終了時間を向えました。以前ぎっくり腰になった折使用した腰痛ベルトの存在を思い出しましたが、時すでに遅しとはこのことです。正月を挟み辛さが増すことはなかったですが、楽になることもなかったです。
施術風景はこちらをご覧ください ↓ ↓ ↓
<初診時の症状>
①同じ姿勢が続くと腰全体のはり、重だるさを常に感じる。
②骨盤周りが固まって疲れている感じ。
➂動作のはじめで常に腰痛が気になってしまう。
<施術後の経過>
今回のケースは骨盤周りから下半身にかけて筋肉が非常に硬く、厚みも凄い状況でした。よって硬くなってしまった筋肉をしっかりとほぐすことからスタートしました。幸いなことに患部周囲の熱さはなくホッとしましたが、むしろ骨盤周りから下半身は冷たい感じでしたので足裏までフォローしました。時間をかけても優先度が明らかでしたので、説明と確認を取りながら進めました。
少しづつ筋膜がリリースされゆとりが出てくると骨盤周りから下半身にかけて変化がでてきます。おそらく血流が徐々に変化し、各所に酸素などが届き始めていると考えられます。また筋肉と関節の調和を図るアプローチを加えていくと骨盤から下半身にかけてスムーズな動きに変化していきました。
初回はしっかりと骨盤から下半身中心で進めましたが、施術後には➁と③はほぼ感じられていない状態とのことでした。ご本人からは早々の施術を希望されていたこともあり、翌日に2回目のアプローチをしました。
2回目は昨日の再確認からはじめ③はほぼないとのでしたが、➁はまだ残っているとのことでした。必要なフォローを入れつつ、今度は上半身とのコンビネーションに目を向けました。やはり片づけや大掃除の動作特性からも想定される背中や胸回り、腕、首の張りや肩甲骨の可動が制限されていました。施術後には➀~③の程度がわずかに残る程度で2回目を終了しました。3回目は1週間後となり間隔がありましたので、ご自身でできる股関節周りの筋肉のストレッチを積極的に行っていただくことになりました。
3回目も再確認からはじめ、動きもバランスよく痛みの再現もなかったので再発防止のためのアプローチを進めました。
ストレッチの紹介動画はこちらから ↓ ↓ ↓
<担当カイロプラクターのコメント>
年末年始に片づけと大掃除で腰痛になったケースを毎年のように拝見します。
片付けや掃除で腰痛のご経験がある方が恐怖と感じる動作が『中腰やかがむ姿勢』です。腰痛の経験がない方には?かと思いますが、その『中腰やかがみむ姿勢』にはリスクが伴います。
では腰痛になる例とならない例どんな違いがあるのでしょうか。
恐らく多岐にわたる仮説が経つと思いますが、一例をあげてみます。
まずならない例は重い荷物を持つ時、膝を曲げてから物を身体に近づけて挙げる方法があるのですが、これを当たり前のようにできている方です。この方法はいわゆる腰痛予防でよく拝見します。
一方でなる例は上記を腰から曲げて上半身特に腕の力で持ち上げている方です。
両述の違いは下半身の使い方で、背中や腰にかかる負担が異なるでしょう。
カイロプラクティックでは、腰痛の原因となるであろう身体の使い方までを視野に入れ根本からの解消を目指しております。
ストレッチの紹介動画 2 はこちらから ↓ ↓ ↓
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