トライアスロンのトレーニングで腰痛になった 千代田区
2024.07.05
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10年以上トライアスロンを行っている30代男性のケースです。
そもそも5年前にぎっくり腰をしてから腰の調子が安定せず、練習メニューを多くすると腰全体に痛みが出るとのことでセーブしてきたそうです。
どのように症状が変化していったのか、症例報告をまとめてみました。
トライアスリートを10年以上やってます。腰を初めて強く痛めたのは5年前で、初めてのぎっくり腰を経験しました。その後完治の手前までいっているのですが、トレーニングメニューをタフにすると練習後に腰痛がでるようになってましたので、メニューの作成は慎重でした。
今回もいつも通りのトレーニングメニューでしたが、仕事の忙しさで睡眠時間が少なかったです。ランをした後、少し腰周りに違和感を覚えました。その後注意しながら筋トレをしましたが、最中に腰に激痛が走りました。すぐにアイシングをして帰宅しました。それから2週間くらいで痛みは消失して、日常生活では問題がなく動けるようになりました。トレーニングも再開しました。
その後、トレーニング翌日の起床時に腰の痛みを感じる日が多くなっていました。慣れもでてきたのでトレーニングの強度を調整しながらの練習を続けてきましたが、久々に練習仲間とサーキットトレーニングをしたら、翌朝の痛みがいつもより強くなってしまいました。
数日立っても軽減する気配がなかったため来院しました。
<初回来院時の症状>
・安静な体勢でも腰痛を感じていた。
・左の腰のうずくような痛み。
・立ち上がるときや、腰を曲げると痛みを強く感じる。
<施術後の経過>
初回のカイロプラクティックの施術後、右腰に違和感が発生しましたが一晩たって改善しました。加えて腰痛の程度が少し軽くなりました。
半年後に、トライアスロンの大会が控えているので、トレーニング量は減らし完全に休むことはなく施術を行う計画を立てました。計画遂行中もトライアスロンの練習後に痛みが出る事もありましたが、
練習量をアジャストしながら進めました。その後定期的にメンテナンスを行い、約3カ月弱で10回程の施術を持って、ハードな練習後でも痛みを感じることはなくなりました。しかしながら身体の使い方の『くせ』は集中の度が過ぎたり、疲労が蓄積して呼吸が苦しくなりやすいと『悪いくせ』がでやすいです。よって練習計画と身体の状況進捗を毎日ご自身で管理していただきマネージメントしていただいております。
<担当カイロプラクターのコメント>
トレーニングを通した身体の使い方の『くせ』なのでしょうか?姿勢的に腰の反りが強い特徴を持っておられ【スウェイバックとも呼びます】下半身、上半身共にバランスが悪かった為に腰痛になってしまったと仮説を立てました。半年後の大会を見据えトレーニングを継続しながらの施術となりましたが、順調に腰痛の変化を遂げているようです。
ケガなど痛みが強い場合は、回復に専念する事が一番です。ですがどうしても休みたくない場合には、それに合わせた施術期間やご自宅で行うストレッチやトレーニングの指導なども合わせて行っていきます。
自宅でもメンテナンスをする。
今回の症例は、大会を目指した『トレーニングを中断しない』 計画により、施術だけではなく、ご自宅でのメンテナンスも徹底していただきました。
トライアスロンでは、3種類の【スイム・バイク ・ラン】があるため、それぞれで使う身体の機能も異なります。
【スウェイバック】という特徴をお持ちでしたので、種目に合わせたストレッチをはじめとしたコンディション作りをお伝えしました。
腰の痛みについて詳しく知りたい方はこちら ⇒ 腰痛とは?
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