何度もぎっくり腰を繰り返す
2023.09.05
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30代の頃に腰痛になり、椎間板ヘルニアと診断を受けました。手術はせずに温熱療法と牽引をしましたが、完全に腰痛が治ることはなく、運動して腹筋と背筋を鍛えるように指導を受けました。その後は年に数回ぎっくり腰を起こし、しばらくすると良くなるということを繰り返しながら、現在にいたっています。ゴルフに月に3回くらい行くのですが、そのたびに腰が痛くなるので困っています。その痛みは2,3日でなくなりますが、今回は一週間経っても良くならず、朝起きる時や椅子から立ち上がるときなどに、ずきっと痛みが起こります。(53歳男性)
<初診時の症状>
①起床時に起き上がるときに腰痛がある。
②椅子から立ち上がるときに腰痛がある。
<施術後の経過>
初回のカイロプラクティックの施術では、腰の筋肉と骨盤の筋肉がとても硬くなり、そのせいで背骨全体の動きも硬くなっていました。そのため、ゴルフの体をひねる動きが、腰の負担になっていたと考えられます。腰と骨盤の筋肉を中心に施術を行い、背骨全体の動きをよくする目的で施術を行いました。初回の施術後には立ち上がるときの腰痛はなくなりました。長時間椅子に座っているとまだ、腰が重だるくなってくるということでしたが、施術を繰り返すうちにきちんとストレッチが出来るようになり、ご自宅でもストレッチお行うようにしていただいたところ、それも減少してきています。週1回のカイロプラクティックの施術を合計6回続け、現在はメンテナンスを月に1回行なっています。ゴルフ後の腰痛はほとんどないということです。またゴルフのラウンド後、練習後に腰の疲れが溜まらない様にする為のストレッチは必ず行って貰う事にしました。
今回の施術は
①腰を中心に背中と殿筋の筋肉の緩和
②股関節のストレッチ
③腰部インナーマッスルの調整
④腰と骨盤の歪みの矯正
<担当カイロプラクターのコメント>
30代で椎間板ヘルニアという診断をうけていたので、まず椎間板に障害があるかどうかの整形外科的検査を行いました。現在は椎間板に大きな問題はないことが分かりましたが、片足立ちをすると極端に身体が傾き、安定して立つことが難しい状態でした。お尻の筋で一部の働きが悪く、力が入りにくくなっていました。まず、若い頃に椎間板に障害を起こすなどして腰椎の動きが悪化し、そのために背骨を支える筋肉の硬化が起こったと思われます。バランスの崩れた状態では、体に良いスポーツもぎっくり腰や腰痛を誘発しかねない悪い存在になってしまいます。痛みを放置せず、自分の体の可能性を引き出しましょう。意外と自分がもっと動けることを気がついていない方は多いです。
今回はゴルフの後に腰痛が出てしまいましたが、他のスポーツでも一緒ですがアフターケアがとても大切です。
運動後は軽いストレッチを行い、体の疲れを抜ける様にしてあげる事が長く続けられる秘訣です。
※運動後に急に痛みが出ている時は、コールドスプレー等のアイシングを先に行う事をお勧めします。
何度もギックリ腰をおこしてしまう方。
ギックリ腰をしっかり治したい方。
ゴルフをやりたいけど腰痛でお悩みの方。
是非ご来院ください。
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