左のお尻が痛くて、歩くのも辛い
2021.08.31
カテゴリー:
左のお尻の痛みで階段の上り下りや小走りが出来なくなってしまった60代の女性の患者さんです。
股関節の動きの悪さによってお尻の筋肉が硬くなってしまった一例です。
10日前から左のお尻が痛いです。痛くてどうしても歩行速度が遅くなってしまいます。
階段の上り下りや、小走りも左のお尻が痛くてできません。また、車の乗り降りがとても痛いです。
毎朝の散歩が好きですが、今は痛くて休んでいるので、また再開したいです。
私が痛そうに歩いているのを見て、知人に紹介してもらいました。(69歳女性)
〈初診時の症状〉
①左お尻の痛み。
②歩行時、階段の昇降時、小走り、車の乗り降りでの痛み。
〈施術後の経過〉
初回の検査ではお尻の筋肉を中心とした股関節の筋肉が硬くなり、股関節自体の動きが狭くなっていました。そのため歩くたびに痛みを感じていると考えられたので、股関節を中心にアプローチを行いました。
2回のカイロプラクティック施術で歩行時の痛みは、ほぼ無くなりました。しかし、階段の昇降時、小走り、車の乗り降りでの痛みはまだありました。その後施術を継続し4回目の施術で階段の昇降時、小走りでの痛みも無くなりました。5回のカイロプラクティック施術で車の乗り降りでの痛みも無くなり、毎朝の散歩も問題なく再開することが出来ました。
〈担当カイロプラクターのコメント〉
今回のお尻の痛みは中殿筋というお尻の深い部分の筋肉が原因でした。もともとこの患者さんは股関節が硬く、筋肉の柔軟性も低い状態でした。そんな状態で趣味の散歩で無理をしたために股関節の筋肉に負担がかかり、今回のお尻の痛みの原因になったと考えられます。
散歩などの有酸素運動は健康のため必要ですが、体の状態によっては今回のように痛みを引き起こしてしまうケースもあります。ただ歩くだけだと油断せずに股関節や膝周りのストレッチを行うことで痛みを予防し、より快適に運動を楽しむことが出来ますので、日頃の体のメンテナンスをおすすめしています。
お尻の痛み カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 小川町 神田 神保町 大手町 淡路町