妊娠後期に入ってからお尻の痛みがひどくなった
2023.10.24
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現在、妊娠7ヶ月になります。妊娠4ヶ月辺りから時々お尻の痛みを感じることがありましたが、気がつくと痛みも治まり生活に支障が出ることはありませんでした。しかし、妊娠6ヶ月ごろからお尻の痛みが続くようになってしまいました。自分でも、お尻をたたいたりしてみたのですが、一向に良くなることはなく、逆にどんどん痛みが増していき、今では歩くのもやっとなくらいにお尻の痛みがひどくなってしまいました。妊娠する前は今回の様な痛みの様な経験は無く、とても心配になり色々調べてみました。普通のマッサージでは、妊婦さんお断りといわれてしまうので、ネットで妊婦さんも施術を受けられるところを探して来院しました。
<初診時の症状>
- ①歩いているとお尻の痛みが酷くなる
- ②椅子から立ち上がるときなど、お尻の痛みがひびく
- ③寝返りを打つときにお尻が痛い
<カイロプラクティック施術の経過>
初回の施術では、お尻の筋肉を含め、股関節・骨盤の筋肉がパンパンに張っていたので、股関節・骨盤の筋肉をしっかりとほぐしていきました。施術が終わった時には、痛みがまだ残っている状態で、まだ歩くのも辛い状態でした。そこで、施術の終わりに腰にテーピングを行い、腰の負担を軽減できるようにしました。二回目に来院された時にも、お尻の痛みはまだ続いている状態でした。しかし、初回の施術前に比べて、歩いていてもそこまでお尻の痛みが辛くなることはないということでした。お身体の状態も、関節・骨盤の筋肉のはりも落ち着いてきていましたので、腰や背中の筋肉などもしっかりとほぐしていきました。その後、5回の施術を継続させていただき、痛みは完全にはなくならないものの、日常生活に支障がないレベルにまで痛みを抑えることができました。
<担当スタッフのコメント>
妊娠によって、妊娠前に比べて体重が増えるのはもちろんのこと、お腹が大きくなってくることで、体全体の姿勢も大きく変化します。お腹が大きくなることで、腰の反りが大きくなり、前重心になることで、腰に大きな負担がかかり、様々な症状が出てきます。今回のこの方の症状もそこから来ているものでした。腰の反りが大きくなることで、腰や背中の筋肉に疲労がたまり、代わりに股関節やお尻の筋肉で体重を支えていたため、普段使わない筋肉が悲鳴を上げて、お尻の痛みになったと考えられます。そのため、施術も股関節・骨盤の筋肉をしっかりほぐした後には、腰や背中の筋肉をほぐしていきました。妊娠中はお腹がどんどん大きくなっていくため、痛みを完全に治めることが難しいことがありますが、しっかりとケアすることで、日常生活に支障が出ないレベルには、体の状態をよくすることは出来ますので、お辛い時にはぜひご相談ください。
①妊娠中の腰痛や股関節の痛みにお悩みの方
②妊娠中でも診てくれる治療院をお探しの方
③妊娠中の肩こり・背中のハリを感じる方
ご来院お待ちしております。
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