ゴルフをすると肘が痛くなってしまう。
2018.02.15
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ゴルフは以前からずっと続けているスポーツでした。今まで、肘の痛みを感じることは、一度もありませんでしたが、ここ最近になって、ゴルフをしていると肘の痛みを感じるようになりました。最初のうちは、そこまで痛くなかったので、ゴルフに支障をきたすことはありませんでした。しかし、回数を重ねるごとに、徐々に痛みがひどくなり、それまでは、翌日にはなくなっていた痛みが、日常生活の中でも続くようになってしまいました。整形外科に受診したところ、ゴルファーズエルボウ(通称ゴルフ肘)と言われ、湿布とサポーターをするように勧められました。それからは、ゴルフをするときにはサポーターをつけるようにして、日中は湿布で肘を冷やすようにしました。そうすることで、ひどい時よりは、痛みは落ち着いたものの、ゴルフをするとやはり肘の痛みを感じるので、インターネットで調べて来院しました。
<初診時の症状>
- ①ゴルフをすると肘の外側が痛い
- ②荷物を持つと肘が痛い
- ③ペットボトルのふたなどを開けようと力を入れると痛い
<施術後の経過>
この方は、週に1~2回は必ず練習かラウンドをされるくらいにゴルフが好きな方でした。そのため、基本的には安静がベストなゴルフ肘の施術も、ゴルフを続けながら行いたいということでした。ゴルフ肘とは、筋肉が傷つき炎症を起こしている状態ですので、ゴルフをすれば当然悪化してしまうので、ゴルフを続けながらだと、普通よりも施術の期間が長くなることは最初にお伝えしました。本人もそれについては了承していただいたので、ゴルフを続けながら施術を行っていきました。ただし、ゴルフをするときには必ずサポーターをしてもらい、ストレッチなどもこまめに行っていただくようになりました。そのような状態で、施術を10回ほど続けた現在では、ゴルフをすると痛みを感じるものの、そこまで痛みを引きずるほどではなく、また日常生活では痛みを感じない状態にまで回復しました。最終的には、ゴルフをしても痛みが出ない状態にしたいので、引き続き施術を継続しています。
<担当スタッフのコメント>
この方は、典型的なゴルファーズエルボーで、肘の外側の筋肉が硬くなり、そこを使いすぎたせいで炎症を起こしている状態でした。その原因としては、肩関節や体全体の柔軟性が少しずつ低下していたことに気づかず、今までと同じ感覚でスイングをして飛距離を出そうとしていたため、無駄な力が入ってしまい、肘のケガにつながったと考えられます。そのため、カイロプラクティック施術は、肘周りだけでなく、肩関節や体全体の柔軟性を高める目的で施術を行いました。本人も気づかなかった体の柔軟性の低下ですが、施術回数が増えるほどに、以前のような感覚でスイングできるようになったと実感していただけるようになり、またその実感とともに肘の負担が減ったようで、痛みも徐々に落ち着いていきました。痛みだけでなく、それが起こったであろう原因に対してもアプローチしていくのがカイロプラクティックの施術になります。
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