ゴルフの練習後、腰とお尻が痛い
2019.10.27
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昔からゴルフをされている方でも、最近始めたという方でも、
とくにぶつけたり、捻ったりした記憶はないけれど、
急にどこかしらに痛みなどを感じた経験をお持ちの方は多いと思います。
人により様々なゴルフの障害があります。
ほんの一例として、
長年ゴルフを続けている方のお尻の痛みの
症例をまとめてみました。
<患者の状態>
ゴルフ暦は6年にもなり。
コースも回り、練習もいっぱいした甲斐があり、スコアー90も順調にきれるようになった。
1ヵ月くらい前に腰とお尻に痛みがでた。
その時に思い当たる変化といえば、重いシャフトに切り替えて2週間くらいたった事ぐらいです。
何年か前に右のお尻が痛いことがあったが、今回は左のお尻が痛い。
仕事は1日中デスクワークで座っていることが多い。(37歳 男性)
<初診時の症状>
・ゴルフの翌日が痛い
・椅子から立つ、座るの動作で鈍痛
・場所は、お尻にほっぺのあたり
・表面ではなく深いところに重い痛みを感じる
※ゴルフから数日すると、痛みは消失するが、
またゴルフをすると同じ痛みが出現してしまう。
<施術後の経過>
1~2回目のカイロプラクティック施術では
背中や腰まわり、股関節の状態を改善させる為の施術を行いました。
痛みのある部位だけではなく、関わりあう部位を広く緩めることで、
一番緊張の強くなってしまっている臀部の筋肉の緊張をとりました。
椅子からの立つ・座るでの鈍痛は、ほぼ消えてました。
また、その週末のゴルフ後は、なんとなく張りがある程度まで落ち着きました。
3回目のカイロプラクティック施術では、足首から膝そして股関節の動きを整えました。
安定したスイングしながらも、より力が抜けた状態で行うための施術を行いました。
さらに楽しいゴルフライフを送るために、3週間に一度のペースで体の状況確認をして、
継続施術(メンテナンス)をすすめていきます。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回のケースは、シャフトを変えてから力み過ぎた為か、
幾つかの筋肉がかばいあうようなバランスになっていたことが原因だったと思います。
その状態でのスイングが続き、筋肉のオーバーユースを発生させてしまい
痛みにもつながり、また痛みを回避するために筋バランスを崩す
負のサイクルを生んでしまっているのでしょう。
今後さらに技術の上達が見込まれますので、
メンテナンスで身体のケアのお手伝いをすすめていきます。
他の腰の痛みの原因はこちら ⇒ 腰痛の原因事典
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