半年以上肘の痛みがとれない
2018.01.23
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半年前に、久しぶりにテニスをすることがあり、頑張って練習をしていました。たまたま2日間連続でテニスをする機会があり、連日長時間のテニスをした次の日から急に肘の外側が痛くなってしまいました。最初のうちは、時間がたてばよくなると思いそのままにしておきましたが、痛みの度合いは落ち着いたものの、肘の外側の違和感が取れずに、怖くてテニスを再開することができません。マッサージにも通い、筋肉をほぐしたりしてもらいましたが、違和感が残っている状態です。
<初診時の症状>
- ①荷物を持ったり、力を入れると肘の外側に痛みがある
- ②何もしてなくても何となく肘の違和感を感じる
<施術後の経過>
初回の施術後には肘の違和感を感じなくなっていましたが、もとから強い痛みがあったわけではなかったため、本人も症状の変化がわからない状態でした。症状が強くなくても、体の状態はいい状態ではなかったため、1週間以内に来院していただき施術を継続しました。その時にも症状の変化についてはよくわからないとのことでした。まずはテニスを再開できるように、現状で痛みを継続させていると思われる要因に対して、アプローチしていきました。4回の施術で、体の状態がいい方向に進んできたため、テニスを再開していただきました。テニスを再開するときには肘のサポーターをしていただきながらだと痛みを感じないということで、サポーターなしだとまだ痛みを感じるという状況でしたので、現在テニスをサポーターをつけた状態で継続していただきながら、施術も継続しています。
<担当スタッフのコメント>
この方の症状はテニス肘のようですが、一般的なテニス肘の痛みの場所と少しずれていて、肘の後ろ側に痛みがある状態でした。ここは上腕三頭筋と呼ばれる二の腕の筋肉がある場所です。上腕三頭筋は肘を動かす筋肉というだけではなく、肩を支える機能もあります。この方は肩を支える筋肉の機能が働いていない状態で、無理やり腕の筋肉で肩を支えているような状態でした。そのため、肘の周りの筋肉の力が抜けずに、肘の痛みを長引かせていたと考えられます。そのため、施術は肘周りを中心としながらも、肩周りの施術もしっかりと行っていきました。肩も生活するうえで必ず使う筋肉のため、状態の回復に時間がかかっていますが、施術を重ねるごとによくなっているようでした。今は、肩と肘のストレッチも取り入れながら、テニスを継続しつつ、施術を行っています。
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