ランニングすると股関節内側が痛い 千代田区
2024.03.01
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趣味のランニングをしていて股関節の内側が痛くなってしまった30代男性の患者さんのレポートです。
骨盤のゆがみなどによって左右のバランスが崩れて痛みが出てしまった一例です。
趣味でランニングをしていますが、約半年前から走ると股関節内側に痛みが出るようになりました。最近痛みが強くなってきたので病院に行ったところ「疲労性恥骨炎」と診断されました。1ヵ月後にマラソンがあるのでそれまでに何とかしたいと思っています。今は軽く走っても痛みが出てその後2、3日は痛みが引きません。(32歳男性)
<初診時の症状>
①ランニング時の股関節内側の痛み。
②ランニング後2、3日は痛みが続く。
<施術後の経過>
初回の検査では股関節を深く曲げた時と内側に倒したときに痛みが出ました。これは股関節の前から内側にかけてのつまりがあることを示していました。その原因としては腸腰筋や内転筋といった筋肉の関与が考えられました。そのため施術も股関節の筋肉の硬さを取るようにアプローチを行っていきました。施術の後は股関節の痛みは残るものの、可動域は広がり楽に動かせるようになっていました。またご自身によるストレッチも大切になりますので、安全な方法で少しずつ負荷をかけるような方法をお伝えしました。
ストレッチの動画の参考例です ↓ ↓ ↓
その後、3回の施術後には走った時の股関節の痛みも軽減しており、5㎞のマラソン大会も無事に完走することができました。その後も施術を継続し6回の施術後には痛みを感じずに走ることができるようになっていました。
今は1か月に1回のペースで来院していただき、体のメンテナンスを受けて頂いています。
<担当カイロプラクターのコメント>
来院前に恥骨炎と診断されており、お話を聞く限りでも炎症が起こっていることがうかがえました。
走ることにより炎症が起こるには恥骨(骨盤の股間の部分)に負担がかかる原因がありますのでその原因を探しました。結果的に股関節の痛みは恥骨と内転筋の付着部から発しているものと疑い仮説を立てました。施術は内転筋の固さを取り除くようにアプローチを行いました。
股関節以外にも足首の硬さや骨盤のゆがみによって内転筋に負荷がかかっていましたので、施術も股関節だけでなく、全体的なバランスを取るようにも行いました。
また、運動した後にはストレッチを行っていただくようにし、炎症が起こっている部位にはアイシングを行っていただくことで、より早く痛みが落ち着くようにしていただきました。
股関節の痛みを詳しく知りたい方はこちら⇒ 股関節の痛み
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