首こり・肩こりと頭痛、ひどくなると吐き気で。。。千代田区
2024.03.29
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ふた月に一度くらい、頭痛とひどい時には吐き気も重なります。仕事が手がつかず正直困ってます・・・
そんな辛さを抱えた、千代田区勤務の30代女性の症例です。仕事柄、デスクワークが長時間になりがちです。定期的に繁忙期がくるので睡眠不足から、仕事の効率が下がることもストレスです。
首・肩こりと痛みは日常的に慣れてしまい、耐えることにも気付いてないことも多々あるようです。
首こりと肩こりは学生の頃から症状はありました。最近はふた月に一度くらいで、頭痛とひどい時には吐き気が出るようになり約1年がたちました。会社を休む時は2日間はとっているので、チームスタッフに申し訳なく思っています。念のため頭痛外来で専門医に診断してもらったところ過度な筋肉の張りが継続する緊張性頭痛と片頭痛の疑いもありと診断されました。
自分なりに血行が悪いと思い、ヨガやマッサージに2年位やってきましたが、症状の変化は正直乏しいようです。またヨガの先生から、筋肉が固すぎることを指摘されるので、自宅でも毎日ストレッチをやってますが、まだ変化はでてないようです。
<初診時の症状>
➀ 首こりと肩こりがひどい
➁ 寝不足のためか疲労が抜けない
③ 背中から腕にかけてガチガチ
④ 血行が悪くなると頭痛と吐き気が出ると思っている。
➄ 背中、骨盤周り、下半身の筋肉の硬さも際立っている。
施術風景はこちらをご覧ください ↓ ↓ ↓
<施術後の経過>
まずは5ヶ月の期間中、10 回施術ができました。頭痛はでましたが、吐き気はほぼ無かったとのことです。片頭痛の薬も併用していただきました。
また仕事が忙しくなりデスクワークが増えると、特に背中に辛さを感じられておりましたので都度対応しました。(背中から骨盤にかけて)
結果、背中の辛さも症状に関与しているように思われました。よってオフィスでの座り方についても、施術中にご説明と体験してもらいました。
その後、施術を開始して8ヶ月経った頃には頭痛、吐き気による欠勤はなくなり、ほっとされたようです。
現在はヨガはお休みされてますが、復活したい希望をもって、特に首こりと肩こりを中心にメンテナンスを継続していただいてます。
今回のケースは筋肉の硬さや関節の機能性の低下が、首や肩周りから背中や骨盤に至るまで浸透したいわゆる『首・背中をガッチリ固めた状態』から逃げ出せなくなった状況になったようです。
特に、肩こりの原因と思われる肩から首にかけての筋肉の張りや、背中から腕にかけてのガチガチな状態は頭痛を引き起こすことが疑われます。
それらはいくつかの筋肉と、関与する関節で構成されていて、相互で支えあえる機能をもってますが、寝不足などで疲労が蓄積していくとかばいあうことが難しくなってくるようです。
また首には血流や血圧を察知して脳に伝える組織があるのですが、首の筋肉や関節の不具合はその機能に異変をきたすと言われています。姿勢や活動状態などに合わせた適正な量の血液が脳に運ばれないために、頭痛やめまいが起こることもあるようです。
今回のように広範囲に固めてしまった状態は、ご自身で緩めることは難しく、更に疲労を蓄積しやすい身体に拍車かかってしまったのだと思われます。よってカイロプラクティックでの日頃のメンテナンスやデスクワークでの楽な姿勢の維持をマスターして頂くことと共に、専門医から片頭痛の疑いもありますので、ひどくなる前に薬を服用することも忘れないように、我々も折に触れて片頭痛の話をするようにしております。
さて頭痛と吐き気が伴う時のパターンを挙げてみると
➀ 片頭痛
➁ くも膜下出血
などがあります。
➀片頭痛の原因や理由は完全には解明されていませんが、以下のようなメカニズムが考えられています。
顔や頭には三叉神経という神経が分布しています。その三叉神経がある理由で刺激を受けると変化が起こり、関係している脳内の血管に影響を与え、血管そのものが異常に狭くなってしまうことから始まります。
★ある理由とは、心身のストレスから解放された後や疲労困憊時、寝すぎてしまった時、寝不足の時、女性ホルモンの変動期などに出現することが特徴的です。
すると異常に狭くなった血管はある物質 (セロトニン) の変化に伴い、今度は広く大きく膨らみますが同時に炎症反応も発生してしまうのです。その時、大きく広がった炎症中の血管の近くには、先ほどの三叉神経が巡っているのでそれに対して圧迫を与えてしまいます。すると動脈が脈打つたびに拍動性の痛みになってしまいます。ムカムカしたり嘔吐したりするのは、その刺激を受けて脳が興奮状態に陥るためと考えられています。
よって別名血管性頭痛とも呼ばれ、頭や身体を動かすと痛みが増幅しやすかったり、マッサージや入浴で悪化す
ることがあります。また光・音、におい、気圧や温度の変化でも敏感に反応し悪化することもあります。
➁ くも膜下出血は過度の飲酒や喫煙などが原因でできた動脈瘤が破裂した時におきます。
この時、バットで頭を殴られたような、今までに経験したことのない激しい頭痛がおこります。
また、出血した血液が脳を圧迫することで、吐き気や嘔吐を伴うこともあり、
重症の場合は意識障害や視力障害がでます。破裂が起こった人の過半数が亡くなるため、
一刻も早く病院に行く必要があります。
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