首、肩、背中のつまり感が取れない
2021.09.03
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力仕事をしてから背中のつまり感が取れなくなってしまった40代女性の患者さんです。
普段の姿勢から症状が悪化してしまった一例です。
首、肩、背中の症状は、３ヶ月前から感じ始めました。「こり」という感じもありますが、「つまっている」という感じの方が大きいです。３ヶ月前ぐらいに職場の引越しがあって、重いものを持ち上げたり、運んだりしました。それが原因かとも思います。また、最近は大変忙しく、ストレスも溜まり気味で体の力がうまくぬけません。
＜初診時の症状＞
①首・肩・背中がつまったような感じがある。
②ストレスや疲れが溜まりやすくなった。
＜施術後の経過＞
初回の検査で姿勢を確認すると反り腰の傾向が強く、その影響で背中の丸みが強い状態でした。また背骨全体の動きが硬くほとんどしなりが無い状態でした。そのため筋肉と関節の動きが悪くなり、詰まった感じが出ていたと考えられます。
そのため施術では腰から背中全体にかけての筋肉をしっかりとほぐし、矯正によって背骨の動きをつけていきました。
背中の筋肉がかなり硬くなっていたため2回目までの施術では症状にほとんど変化はありませんでした。しかし、4回目の施術では背中のつまり感がほとんどなくなり、首の症状が残りました。その後も施術を継続し、7回目の施術で首の症状も感じなくなっていました。現在も月に1回のペースで体のメンテナンスを受けて頂いています。
＜担当カイロプラクターのコメント＞
この患者さんは、腰が反っていることも気にしていらっしゃいました。女性に多いこの「反り腰」の影響もあって、背中が丸くなり、肩・首が前に出やすくなっていると考え、カイロプラクティック施術は全身に行っていきました。背骨の関節にはほとんど柔軟性が無く、「しなる」ような感覚はほとんどありませんでした。まず、背中の柔軟性を出していくように動かしていき、少しでも肩が後ろに引ける身体作りをしていきました。同時に、弱くなっていた腹筋にも少しずつ筋力を取り戻すようなエクササイズをアドバイスさせていただきました。その結果、症状の改善につながっていったと思います。悪い姿勢が原因で症状が出てくることは多くあります。気になるようでしたら、一度、ご相談下さい。
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