四十肩・五十肩あと少しで。クロールをすると肩が痛い 千代田区
2023.12.01
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約6か月間かけて、四十肩・五十肩を克服された患者さんのレポートです。 だいぶ良くなったことで、趣味で楽しんでいたトライアスロンの練習を再開できたのですが、唯一の不安がクロールでの肩の痛みです。当院で施術を受けられた患者さん40代男性の一例です。
施術風景はこちらをご覧ください ↓ ↓ ↓
約半年をかけて肩の痛みは90%位無くなり、トライアスロンの練習を再開しました。
当初はランやバイクでも肩の張りから痛みがありましたが、だいぶ慣れてきました。
現在はスイムのクロールの時に振りかぶった時に肩の痛みを感じます。
でも練習は痛くとも楽しくできているので継続してきました。
日常では特にシャツやジャケットの着脱は気を付けています。
両手を挙げるような万歳の姿勢をすると、痛い側だけ真っ直ぐに上がりづらいです。
1日も早く積極的な練習をしたくて来院されました。
<初診時の症状>
①特定の腕の動きで肩の痛みが出る。
➁肩甲骨の外側に強いはりがある。
③肩の前まわしが不安。
④腕を前側にあげると外側に逃げる。
<施術後の経過>
カイロプラクティクの施術は、四十肩・五十肩の症状で残っていたと思われる肩甲骨の外側の筋肉をはじめ、腕・肩周囲の筋肉を調整しました。(四十肩・五十肩の回復期の症状と思われる)
また同時にクロールをするのに必要な筋肉のスムーズな働きを妨げていると思われる肩や肩甲骨、背骨の関節の動きの低下に対して施術を行いました。
肘を後方に振りかぶる角度が一番困難ですが、それでも万歳のような腕の挙上は3度目の施術で耳に付く辺りまで回復されました。その後5回目の施術中、肘の後方への振りかぶりが徐々に可能になってきました。
水中では肩甲骨周りを極力リラックスして回旋できれば、痛みはほぼ無くなりましたが、手や肘主体でクロールをすると肩回りのつっぱりと痛みがでます。よって積極的な動作をするには不安があるようなので、それ以降の施術は出来るだけ肩甲骨の外側に負担が集中しないようにケアを行っています。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回のケースは、四十肩・五十肩の回復期に伴う肩甲骨の外側の変化が遅れていたことが挙げられます。これらは、深い場所にある筋肉群で、関係性も複雑であることから痛めた状況によって変化に手間がかかる部位であると思われます。他のパートはスムースに変化していたと思われますので、肩周囲全体の動きに対してかばうことが求められていたのでしょう。
特にクロールは肩甲骨と肩、腕のしなやかな動作が重要ですので、肩甲骨の外側は速やかな変化が求められます。また、肩の痛みがありながらも我慢して練習を続けてしまったことは、その筋肉をかばった動きが求められ、改善スピードを遅くしてしまった原因にもなったと思われます。
全てに共通しますが、痛みがあって練習を続けてしまった時には2次的な問題が生じてしまうことが多いですので、体に不具合がある場合には、早めにご相談ください。
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カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田小川町 御茶ノ水