下を向いたら急に首が痛くなった。これは寝違え?千代田区
2024.06.14
カテゴリー:
首を痛めてしまいほとんど動かせなくなってしまった20代男性のレポートです。
日常では基本デスクワークで、ほどほどの肩こりは自覚していますがひどくはありません。今回のケースは筋肉が炎症を起こしてしまったと考えられる状態が回復していく一例です。
昨日帰宅してからシャワーを浴び髪を洗おうと下を向いた時に急に首が痛くなりました。夜も眠れないほど痛みました。朝起きたら、首をどの方向に動かしても痛みがあります。もともと首の痛みなどはなく、このようなことは初めてです。毎週末ハンドボールをやっているので、早く復帰できるようにして欲しいです。
<初診時の症状>
①首をどの方向に動かしても痛い。
②じっとしているのがやっと。
<施術後の経過>
初回の検査では痛みでほとんど首が動かせない状態でした。これは首の筋肉を痛めてしまったと考えられます。触診で首回りが肩とは明らかに違うあつさが伴っていました。いわゆる炎症状態が想定されましたので、初回の施術では首の筋肉をアイシングを施しました。併せて首と間接的に関わるそれ以外の背中や肩回りに筋肉にアプローチしていきました。施術の後は痛みはあるものの来院時よりは首が動かせるようになっていました。そしてその夜は患者さん自身にもアイシングを行ってもらい、炎症状態が収まるようにおすすめしました。
翌々日に来院していただいたところ、炎症状態の範囲が小さくなったため、前回アプローチできなかった首の一部にアプローチしました。施術の後には首を回したり、後に倒せるようになっていました。
その後の2回の施術で首の痛みはほどんどなくなり、ハンドボールも問題なくプレーできるようになりました。
<担当カイロプラクターからのコメント>
『痛みなどの自覚症状がなく、疲労が蓄積し筋肉に負担が強いられた状態を気づかなかったことが問題であったと思われる。』ということが稀にあります。このような状態は急激な動きや重い負荷に耐えられなくなることが偶然に起きてしまうようです。
今回のケースは首から背中、腕にかけて筋肉が強く張るバランスが常態化したことに気づかなかったと思われます。たまたまシャワーを浴びて急に首を動かした時に筋肉を痛めてしまったのだと思われます。
急性期には関節と筋肉のバランスを整えながら安静にしてもらい、炎症が治まると同時に積極的に動かしていくことが必要です。急に始まった痛みは最初の対処がどれだけ適切にできるかで、その後の回復度合いとスピードが変わってきます。その点は寝違え状態と似類しています。過度な安静と固定はかえって回復期間を長くしてしまうので、適切な対処が必要です。
また再発防止に関してはご身体のコンディションを知ることが大切です。手段は色々あろうかと思いますが今回のケースでは日頃のストレッチを活用してみたらどうかと提案しました。
参考動画はこちらから ↓
首の痛みを詳しく知りたい方はこちら⇒ 首の痛み
突然の痛み 寝違え カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 淡路町