生理前になると腰が痛い
2018.02.15
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毎月一度、生理が始まる3日ほど前に必ず左腰が痛くなります。仕事中に急に「ずーんっ」と痛くなり、あまりのつらさに動きたくなくなるほどでした。生理と関係があるのかと思い婦人科を受診しましたが、超音波などの検査をして頂いたところ、どこも悪いところがないと言われ、月経前症候群ではないかと言われました。けれど、その後も毎月生理前の腰痛は続きました。何とかしたいと思っていたときに、カイロプラクティックのパンフレットの適応症の欄に月経前症候群の文字を見つけ、思い切ってカイロプラクティックの施術を受けてみることにしました。(29歳女性)
<初診時の症状>
①生理前の3日前に起こる腰痛
<施術後の経過>
まず、この方の体の状態として、左腰の筋肉が硬くなっていたのと、骨盤のゆがみによって、体が左に傾いている状態でした。普段は腰痛を感じないということでしたが、日常的に左腰に負担のかかりやすい姿勢が出来上がっている状態でした。そこに、生理によってホルモンバランスなどが崩れることで、月経前症候群のような腰痛が起こっていたと考えられます。そのため、カイロプラクティックの施術は、左腰の筋肉のこりをほぐすことと、骨盤のゆがみを調整していくことに重点をおいて行っていきました。左腰のこりは、長年の積み重ねで出来上がったものなので、初回施術後に幾分ほぐれたものの、施術を繰り返す必要がありました。骨盤のゆがみに関しても、周りの筋肉のこりもあって、最初のうちはなかなか動きにくい状態でした。そのため、ご自宅でもできるストレッチをお伝えし、日ごろからストレッチを行っていただくようにしました。左腰の筋肉のこりも、骨盤のゆがみも週1回の施術を繰り返していくうちに、徐々に状態が良くなっていき、次の月の生理前には、腰痛を感じなくなっていました。現在も腰の状態をよく保つために、月に1回は施術を受けていただくようにしています。
<担当カイロプラクターのコメント>
この方の場合、左の骨盤が不安定で靭帯や筋肉に負担がかかっているため、腰痛が起こっていると考えられました。また、生理前のホルモンバランスの変化が起こり、筋肉が過剰に緊張したり、痛みを感じやすくなっている傾向が見られました。以上の2つのことが、今回のような生理前の腰痛(月経前症候群:PMS)を感じさせている原因であると考えられました。カイロプラクティックの施術では、関節の動きと筋肉の働きを正常にし、筋肉のこりをほぐしていきました。また、腰の負担は自分でもコントロールできるので、ストレッチなどはご自宅で行うようにして頂きました。
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