膝の痛み(オスグッドシュラッター病)
10代の成長期に多く、サッカーだけでなく、テニスやバスケットなどのスポーツでも多発する症状です。
症状としては、膝のお皿の下の骨がでっぱているところ(脛骨粗面)の痛みと腫れが特徴です。
原因
脛骨粗面は13〜16歳頃は軟骨であり、脛骨本体との癒着を完成できていません。成長期にここに強い牽引力がかかると、外力に弱い軟骨部が容易にはがれてしまいます。
このような脛骨粗面の障害がオスグッドシュラッター病です。
脛骨粗面の骨端軟骨の剥離は一度の大きな牽引力でも起きますが、一般的には比較的強い力が反復してかかる場合に起こることが多いです。