40才中盤から突然肩が痛く (最終的に両肩) なった管理職の女性です。
滅多に出会わないケースでしたので経緯を一つ一つ挙げてみました。(長いです。)
社会人になって肩こり・首の痛みや背中が辛くなることがありましたが、30代に末っ子を出産してからそれらの症状が長引くようになってました。
肩の痛みを初めて感じたのは、2年ほど前に自宅でやや高いところを掃除をしている時でした。ピリッとした感じでびっくりして手を降ろしたのですが、痛みが引きずることもなく掃除はできました。
その後しばらくの間、肩の痛みは無く肩から腕にかけての重みがあったことを覚えていますが生活に支障をきたす程ではなかったです。
明らかな肩の痛みは半年程前、バックを何気なくヒョイと持ち上げた時でした。(パソコンが入っていたので少し重かったです)
ズーンとした肩の痛みのような感覚が残りましたが、しばらくすればよくなるだろうと放っておきました。数日後、夜寝ている時に肩が痛くて起きてしまいました。
困ったので整形外科にかかりましたが、肩の痛みはひどくなり腕が上がりづらくなる状況に変化していきました。その後注射を受け、リハビリを1か月弱受けたところ睡眠時に痛みで起きることはなくなりましたが、腕の挙がりは半分弱といったところでした。
その後、定期的にリハビリに通うことが難しかったので、肩の痛みを経験していた知人に相談したところ、マッサージや鍼治療もいいとのことで近所の治療院のにしばらくかかってみました。日によって楽な時、辛い時があり一進一退を繰り返していました。
また四十肩・五十肩を検索かけると、ほっといても6ケ月位から1年位で楽になった人コメントもあったので一喜一憂せず冷静な気持ちで生活を送っていました。
しかしながらその後、信じられないことに逆の肩の痛みがでてきました。
流石にこの状況はヤバいと思い整形外科を受診したところ、注射を打つ程ではないとのことでシップを処方されましたが、日常の生活では今まで無かった細々な支障が出ることが多くなりました。
不安で一杯だったのですが、知人の紹介でカイロプラクティックの施術を知り一度受けてみることにしました。
肩のお悩みはこちら ⇒ 肩の痛みの原因辞典
施術風景はこちらをご覧ください (その1) ↓ ↓ ↓
<初診時の症状>
➀ 左肩は前方は水平より少し上まで、水平動作は半分以上は動く。脇から肘を離す範囲はわずか。 (痛くない範囲)
➁ 右肩は左よりも明らかに動作性は高いが痛みを伴う。
③ Tシャツの着脱は痛いができる。電車のつり革は持てない。
<施術後の経過>
今回のケースはまずは漠然とした怖さや不安感を払しょくすることを目的に施術をスタートいたしました。
そのためには両肩の痛みの減少や可動性が上がるといった身体の変化を少しでも感じてもらい、お身体が変化する自信をもっていただくことを大切にしました。
特に痛みがある時は無意識にかばう動作を行い、肩周りのバランスは複雑な関係性を築いてしまいがちです。よって肩の痛みに関わっていない筋肉の機能を戻すことからはじめ、ゆとり作りから手掛けます。
するとまずは元々辛かった左側の肩の可動性に変化とがうまれてきました。
一方で右側は辛さが始まって間もない状態と改めて判断でき可動性はありますが、動作に偏りが確認されました。よって偏りに対して修正を促すことを第一に進めました。こちらは症状が落ち着くまでもう少し時間が必要と判断できましたので毎回その変化をモニターしていきました。
施術後のアフターケアとしてテーピングを施すことがありますが、今回の患者さんは皮膚が弱いタイプでいらしたので残念ながら肩周りのフォローはできませんでした。
(恐らくテーピングが可能であればもう少し変化のスピードが早かったと推測します。)
その後の変化としては約2週間で4回の施術を施すと左側のゆとりが少しづつ芽生えてきたことで、痛みに注意を払いながらもできることが増えてきたとのことです。このタイミングでお気持にゆとりが芽生えていただけたことは、この後の取り組みにとって大事なことと思われました。
ここからは私個人の見解ですが特にテーピングが利用できないことをフォローするために、以前通われていたご近所の鍼治療との併用をおすすめしました。毎日のお仕事の筋肉疲労は症状の改善に対しブレーキをかけることが予想されます。そしてこの判断も功を奏し、約2か月後には左側の辛さが変化し、安全な範囲での動きに対しては怖さや不安感が払しょくされたそうです。
しかしながら四十肩・五十肩の施術において重要な期間はここからです。
施術風景はこちらをご覧ください (その2) ↓ ↓ ↓
日常生活で自信がついてきますと、勝手に次の可動域の挑戦が始まります。
腕を伸ばして物を取ってみたり、重さのわからないカバンや段ボールを片手で持ってみたり、以前では絶対にやらないような動作をドンドンやるようになり、都度痛みにうずくまるのです。特に、寝ぼけている場面での動作は最悪です。
例えば寝ながらティッシュに手を伸ばしたり、目覚まし時計のアラームを消す時、眼鏡に手を伸ばす時のような場面です。今回の患者さんも両肩の痛みを持ちながら何度もやらかしていました。
とんでもないことに転倒して肩を痛打したことや腕で身体を支えてしまったこともありました。
このようなことを注意しながら地道な施術を乗り越えていただき、約半年を過ぎた頃には、つり革を持つことができるようになり、肩回りをしっかりストレッチをかける時や変則的な動きに対しての肩の痛みを施すことが中心になりました。
ひと月、ひと月カイロプラクティックでの施術とご自宅での可能なストレッチなどを取り入れていただき、明確な変化を重ねていただきました。
その後はご自身主導のもとヨガやピラティス教室にも通われ、1年後には四十肩・五十肩の施術がほぼ終了し、肩や首こり、腰に関わる施術に移行しております。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の症例は初めて来院された時に一通りお話を伺いましたが、なぜ両肩の問題に至ったのだろうかという点でお話をしっかりと伺うことからはじまりました。
今日まで至るプロセスをしっかりと認識するために施術中にその時々のご記憶を振り返っていただきました。
両肩を患う可能性として内科系疾患のリスクもありますが、健康診断でのモニター項目もないとのことや、最初に痛めた左肩は変化の途中であったことなど考慮しますと、4人に1人はどちらかの肩が寛解したあとに逆の肩を痛める確率があることから、最初痛めた肩がしっかりと変化する前に逆の肩の問題がスタートしてしまったと思われました。
このような肩の痛みの可能性をお伝えすると共に、少しづつ可動域と痛みの変化を実感いただくことで次の変化の可能性に希望を持っていただきたく継続させていただきました。
施術風景はこちらをご覧ください (その3) ↓ ↓ ↓
肩の痛み 四十肩 五十肩 両肩の痛み つり革持てない カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田 神田小川町 御茶ノ水
3人のお子さんを子育て中の肩の痛みを持つお疲れママ30代女性の症例です。
施術風景はこちらをご覧ください。 ↓ ↓ ↓
日々育児と家事を中心に、仕事も忙しくなりバタバタですが、必死に過ごしています。
長女が中学生、二番目と三番目が小学生です。肩の痛みを感じたのは2か月位前になります。
実のところその前から腕の重さとだるさがあって手がしびれるようなことや手の力が入りづらいこともありました。何かにぶつけたことやすごい重い物を持ったことはありません。
ここのところ手の力が入りづらいことがストレスに感じてきたので近所の整形外科を受診しました。
薬の処方があり様子を見てほしいとのことで、1週間程服用したところ肩の痛みが少し楽になりました。
しかしながら他の状態の変化が乏しく、心配になりホームページで検索したら、症状がとても似ている紹介がされていたので、一度受診してみることにしました。
<初診時の症状>
①肩や首を回すと左肩が痛む
②手首や親指と小指のしびれを感じる
③上腕、前腕ともパンパンに張っている
④左鎖骨の中心に近い側の奥は触れられたくない感じ
<施術後の経過>
カイロプラクティクの施術は、首や肩まわり、腕、手、背中、鎖骨を中心に筋肉、関節の調整からはじめました。
特に今回のケースは日々の育児、家事そしてお仕事と手を使うことがかなり多いと思われるので手と腕に関わる症状から取り組みました。
手はとても細やかな動きが可能で、肘や肩と絶妙なバランスで機能します。
普段当たり前のように手を使ってますが、どこかで不具合を感じ取ると無意識でかばいあうことができます。
しかしながらそれぞれのパーツでの疲労が蓄積していくこと、違和感や重さ感とだるさそしてしびれに移行しやすいことが考えられます。
更に腕の重さやだるさ、しびれるような感覚や手の力が入りずらい状態が常態化していくと、自然な流れでいい状態に戻ることがややこしくなってくることも予想されます。
今回のケースは幸運にも2回の施術で手や腕の症状に変化が現れ、他の部位に施術が可能になりました。
しかしながら上腕 (2の腕付近) の筋肉の張りが強さが残っていましたので、その後の施術でも腕のアプローチは続けております。
続いての大事な部分が首肩回りです。特に手の動きや感覚を司っている神経や血管を取り巻く組織へのアプローチは重要です。更に首へ移行する部分と頚部へのアプローチも併せて進めました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の肩の痛み、手のしびれ、腕の重さとだるさ、力の入りづらさのケースは5回の施術でほぼ改善に向かいました。但し肩の痛みを実感して約2か月が経っています。つまりその期間中かばいあっている状態が存在していることになります。臨床ではもっと長い期間我慢したケースもあります。
しびれは緩解したが力の入りづらさの変化は乏しかったり、腕の重さは緩解したが、しびれの変化が乏しかったり、色々なケースをお見受けしますし、施術にかかる回数もバラバラです。
一方で今回のケースは整形外科を受診いただき、薬での対応があって変化がでていたことは幸いであったと思います。
症状があって我慢するということは、どこかのパーツが助けくれ負担箇所が変わるだけで、更に色々な症状につながっていることも考えられます。
多くの方が慌ただしい日常を過ごされておりますが、ちょっとした痛みや違和感は身体からの大切な情報として生かしていただきたく存じます。
今回のお悩みはこちら ⇒ 腕のトラブル 痛みの原因辞典
肩の痛み 手のしびれ 腕の重みとだるさ 手の力が入りづらい カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 小川町 淡路町 神田 文京区
首の痛みと指の痺れに悩まされる40代女性の患者様です。
首と肩甲骨の二つの問題から症状が悪化してしまった症例です。
ある日から突然右の手が痺れるようになりました。整形外科を受診したところ頚椎ヘルニアと診断されて、湿布と牽引をしましたがあまり楽になりません。指の痺れとは別に、腕全体にも重だるい痺れがあります。首の痛みがあるため上手く顔を上げられないのと、無理に上げようとすると指先の痺れが酷くなります。(44歳女性)
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仕事中の肩や腕の重だるさに悩む40代女性の患者様の症例です。
普段の姿勢の悪さかた肩こりなどの症状が悪化してしまった一例です。
3ヶ月くらい前から肩こりがひどくなり、最近左肩から左腕の肘にかけて重みやだるさを感じることがあります。仕事中パソコンを使用していると1時間もしないうちに背中の張りと肩から肘にかけての症状が出てきます。湿布を張ったりしてみましたが効果はありませんでした。
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右腕から前腕にかけての痛みとしびれ、親指と人差し指のしびれがありました。
病院では『頚椎ヘルニア』と言われたような・・・。
その後、牽引による施術を受けに通院をしていましたが
、痛みは少し和らいだのですが、痺れに関しては逆に強くなってしまいました。
仕事中はもちろん、首を後ろに倒しても痛みが走り、
夕方になると痛みと痺れがきつくてとても大変でした。
(45歳 男性)
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肩こりや肩の痛みでお悩みの方、とても多いです。
国民生活調査では体に自覚症状がある人で、「肩こり」が女性の症状1位になっています。
肩こりは慢性症状であり、日々の生活での持続的な負荷により出現するため、長期化することが多く、簡単には改善しないこともあります。
また肩こりや痛みから腕への痺れを併発することも、多く見られます。
この痺れは神経や筋肉が原因になっていることが多いのですが、今回は筋肉の一種である、トリガーポイントにより肩の痛みから腕の痺れを併発されたレポートになります。
腕の痺れはトリガーポイント以外にもさまざまな原因があります。
腕のしびれについて詳しくはこちらもどうぞ
↓↓↓
痛みの原因事典<腕のしびれ>
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日常生活や運動によって肘から指にかけてしびれが出るようになってしまった40代男性の患者さんの一例です。
オーバーユーズによって末梢神経障害になってしまった患者さんのレポートです。
1年ほど前から事務仕事や車の運転が続くと、左肘から先の小指側がはり、だるくなってきます。また、趣味のゴルフをしていると手のひらの小指側が痺れてきます。何もしなければ次第に改善していくのですが、最近は症状が出る頻度が増えてきている気がします。
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肩甲骨の痛みと痺れから始まり、腕の痺れに発展してしまった40代女性の患者さんのレポートです。
病院では胸郭出口症候群と診断されましたが、トリガーポイントによる症状だった一例です。
1週間前からダンスのレッスン中に右の肩甲骨に痛みと痺れを感じ始め、その後腕にまで広がり始めました。荷物を持とうとするときに力がうまく入らないです。それからは横になるとましですが、朝に痛みを感じるときもあります。整形外科では胸郭出口症候群(以下TOS)と診断されて、低周波施術とビタミン剤を処方されましたがあまり変化がありません。1ヶ月後にダンスの試験があり、それまでに間に合うよう早く治したいです。
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ある日、左肩に激痛を感じるようになり、その後手の痺れを感じるようになってしまった58歳男性の患者さんのレポートです。
トリガーポイントという特殊な筋肉のコリによって肩の痛みと手の痺れが出てしまったようです。
2週間前から上を向くと左肩に激痛が走るようになりました。さらにその4~5日後に左の肘から手にかけて痺れるようになりました。肩に湿布を張っても楽になりません。肩の痛みは変わりませんが、左腕を上げているほうが手の痺れが楽な感じがします。肩こりは疲れた時に感じる程度で、今回のような激痛は初めてです。
(さらに…)
今回の症例では、
・痛みなのか、痺れなのか分かりにくいような、違和感を感じていた。
・自然に治ると思っていたが悪化してきている
・気づいたら、常に痺れを感じるようになっていた。
・肘から親指まで範囲で痺れを感じる。
このような症状に悩まされていた方が
カイロプラクティック施術でどのように改善をしたのか?
どのような異変が体に起きていたのか?
をまとめてみました。
(さらに…)