肩・肘・手首の痛み
1歳になる子供がいますが、1ヶ月ほど前から子供を抱っこするときに腕の痛みを感じるようになりました。
最初のうちは、時間が経てば痛みも治まってると思っていましたが、痛みは治まるどころか徐々に増してきたので冷やすと気持ちいい感じがしたので保冷剤を使って対処しました。

スースーして気持ちが良く腕の痛みが和らぐ感じがしていましたが、今では軽い荷物を持つだけでも痛みを感じるようになってしまいました。今朝は腕の重みさえ痛いような感じです。子供は甘えたい盛りなので、腕の痛みをどうにかしないと続きません。
<初診時の症状>
- ①子供を抱っこするときに腕に痛みを感じる
- ②軽い荷物でも持ち上げるときに、腕に痛みを感じる
- ③自分で腕をマッサージしても腕がはっているのがわかる
<施術後の経過>
初回は腕の痛み場所を明確にするために基本的なテストをしながら、併せて2次的に発生していると推察される周囲もチェックしました。施術中、何も持たずに肘の曲げ伸ばしを再現頂くと腕の痛みが不明確になったので、1KGのバーベルを慎重に持って頂くとやはり痛みの再現となりました。しかしながら脇を意識的に締めたり、手首の安定化をはかると腕の痛みが再度不明確になりました。
よって問診や施術中の変化を含め、未だ患部そのものに怪我的なダメージが残っていることをなど幅広く疑う事にしました。ご自身でもやっていただいたアイシングや、物理療法も取り入れました。また卒乳されたとのことでしたので患部へのシップなどの使用も説明させていただきました。また日常生活ではお子さんを上手く取り入れ少ない時間の抱っこを繰り返すことや、毎度脇を締めて抱っこしたり不安定な手首をサポートすることなどで患部へのストレスをが少しでも減少できるような取り組みにチャレンジいただきました。

2回目以降も初回の方針を継続し、肘や手首そして肩回り中心に全身のアプローチを試みました。初回から2週間程経過した時点で腕の痛みの程度が下がりつつあるとのことでしたので、産後のママが陥りやすい身体の機能低下のチェックをいたしました。

特徴的なこととして腹圧が上手く維持できないことが判明されました。(結果的に骨盤底筋群の機能低下も疑いました。)この状態での子供の抱っこは効率は悪くなることが考えられます。極端な言い方をすると腕だけで抱っこする状況に陥っていたのではないかと考えられました。

基本的な身体の使い方に呼吸を組み合わせながら、身体全体を締める方向へ促していきます。何度も何度も反復練習が必要になります。更に自宅でもできるようなバージョンも確認しながらすすめました。
ご自宅でもストレッチポールがあるということでしたので、エクササイズを行っていただいたり、産後のママの為の腹圧トレーニングを習慣化いただいたところ腕の痛みの状態がいわゆる『ただの筋肉痛』に変化をとげられました。
<担当スタッフのコメント>
お子さんを抱っこする繰り返しは言わば、筋疲労を繰り返している状態と同等と考えられます。
筋断裂や肉離れのような重症なものではなく、ごく小さな筋肉の傷程度ですが、これが毎日起き、筋肉の修復過程でまた傷つくと、さすがに筋肉は怪我のような状態(炎症が考えられアイシングが効果的)となり、軽い負荷をかけても腕の痛みを感じることが推測されます。

その後の施術は、筋疲労の継続が筋肉そのものの柔軟性をも低下させてしまうことも考えられるので、筋肉をしっかりとリリースする目的で患部を温め、血流を促し筋疲労が早期に回復できよう努めました。
腕の痛み 子供を抱っこ 筋疲労 荷物を持つと痛む カイロプラクティック 東京 千代田区 丸の内 神田 小川町 淡路町 神保町
2人目を無事に出産、産後3か月で首・左肩と腕の痛み、背中のこわばりが発生した40代のケースです。

妊娠中は1人目より身体のキツさはありましたが、無事に出産日を迎えました。
出産して1か月位は腰周りは気なっていましたが、痛みはなかったので順調に過ごせていました。
しかしながら2か月をたったころから左肩の違和感ともに腕、首や背中のこりを感じてきました。

今回は2人目ということもあり3,4カ月での仕事復帰を予定していました。
産後当初は心配事も少なく余裕もあったのですが、左肩と腕の違和感と首のこりを感じはじめた頃からやや不安が芽生えてきました。来月仕事の復帰を計画していたのでこのままだと支障をきたすので来院しました。
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手首の違和感から痛みへと変わっていった40代女性の患者さんのレポートです。
昔痛めた部分が治まったと思っていたらまた症状が出てきてしまったという一例です。
半年前より右の手首に違和感を感じるようになりました。その少し前から手首をぐるぐる回すとゴリゴリ、ポキポキ音が鳴り、気になってつい何度もぐりぐり動かしていました。そうしたら急に手首に違和感を感じるようになり、現在は痛みに変わっています。
病院では骨には異常が無く、腱鞘炎の一種だと言われ湿布が処方されました。けれどもあまり改善しないため来院しました。一年以上前に山登りで転倒しそうになり、手をついた際に痛めていたことや、最近スマートホンを代えて重さを感じていることなど何が原因なのかわかりません。
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頭痛、肩、首、背中の強い張りと副鼻腔炎でお困りの症例です。
日頃デスクワーク中心で肩こりや首こり、眼精疲労で困っていますが、年に数回、頭痛、肩、首、背中の強い張りで仕事を休む程です。
関係があるのかわかりませんが10年程前に副鼻腔炎の診断を受け、1年間で2~3回繰り返してます。
その際、薬を服用すると副鼻腔炎の症状は1週間位で静まることが多いのですが、頭痛、肩、首、背中の強い張りは残ります。

前回も6月に入り、梅雨っぽくなりかけた時に首、肩が張り感と共に鼻のぐしゅぐしゅと頭痛がでてきました。
これはヤバいと思いすぐに専門医を受診したところ、やはり副鼻腔炎を発症している疑いから薬を処方していただきました。ラッキーなことに大事には至りませんでした。
翌週、普段から身体のメンテナンスでカイロプラクティックを利用しているのですが、施術の中で首や肩、背中の状態がいつもと違うとの指摘をうけました。

副鼻腔炎の話をしたところ、副鼻腔炎に限らず呼吸に関わるストレスは首、肩、背中周りに影響がでやすいとの説明を受けました。よって今回はいつもと異なり、上半身を中心に2週間で3回程メンテナンスを受けることにしました。
首、肩の痛みを更に詳しく ⇒ 痛み原因辞典
<初診時の症状>
➀左肩甲骨の内側の重いだるさと痛み。
➁ うがいをする時、首が固まっている。
③ 頭痛が残っている。
<施術後の経過>
初回はいつもと違った両方の首、肩が『ズシッ』とした実感を受け取りました。肩や首回りの動きやそれぞれのコンビネーションも機能低下が確認でしました。おそらく鼻のぐしゅぐしゅで『口呼吸』を強いられた状況は、いわゆる胸式呼吸で肩を使って呼吸をするようなスタイルに切り変わったことが想定され、頭から腕、胸郭に至るまでをアプローチの対象にしました。
2回目の施術開始時点で②と③は消失していたので、再発の予防と肩甲骨周りがスムースに動けることを中心にすすめました。施術後には今回の症状から解放されたようでした。
3回目は再発防止が主なテーマになります。首、肩、背中周りからはじまりますが、腹式呼吸をどんどん意識していただき、呼吸のリズムや身体の使い方に対してリセットしていきました。➀の症状も重いだるさと痛みの再現が減少しました。施術後は私個人な見解ですが、身体の動きに『しなやかさ』が戻ってきたことが確認できました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回は、副鼻腔炎の症状が呼吸に関わる筋肉群へ影響を与え、頭痛、首、肩、背中の疲労感を誘発し、つらい状態になってしまったと思われます。最近、理由不明な咳やくしゃみ、喘息、(最近は咳喘息)も同じようなトラブルにつながっていると思われます。

副鼻腔炎についての詳細は専門医のホームページをご覧いただきたいのですが、鼻は鼻腔と副鼻腔という空気の通り道があり繋がっています。風邪をひいたりするとウイルスや細菌が鼻腔に感染して炎症を起こす仕組みだそうです。それが副鼻腔に及ぶと副鼻腔が炎症を起こすとのことです。
鼻が詰まる、においが分からない、黄色っぽい鼻水、頭の重さなどの症状があるそうです。

また副鼻腔炎は免疫力が低下したりすると発生しやすくなるそうです。
例えばエアコンでガンガンに身体を冷やし過ぎたり、冷たい飲み物ばかりだと体温調節が乱れ、それがきっかけになるそうです。

しかしながら、免疫力の低下を未然に防ぐためにはどうしたらいいのか?
基本的には専門家から発信されている内容から、快眠、快便、快食をはじめとすることの実践で、具体的には
いいとされるビタミン群の摂取やストレスをためないことなどだそうです。

また私個人的な見解ですが季節の変わり目はとても注意が必要になると思われます。
暑い季節から涼しくなった時や寒い季節から暖かくなる季節などが象徴です。
更に言えば、お気持ちの面で前向きな取り組みができている時なども多い印象があります。
よくお聞きするコメントで『調子が良かったのになぁ~』などです。
オーバーパフォーマンス後のいわゆるレス状態です。

他にも疲れている時の継続 (睡眠が不足している、仕事が続いて休みがとれていない、プレッシャーの高いお仕事などが予定されている) も注意が必要になると思われます。
副鼻腔炎 頭痛 首、肩、背中ガチガチ 口呼吸 免疫力低下 季節の変わり目 カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田 神田小川町 御茶ノ水
ゴルフの後から肘の痛みが始まりました。ゴルフの頻度は月に1度ラウンドして週1回の練習を行っている。以前から何度か痛むことがあったのですが、今回は今までにないくらいの強い痛みで、湿布を痛みの有る部位に貼っているが少し和らぐ程度で改善されず、練習後は特に痛みが酷く、翌日はドアのノブを回そうとするだけでもびりびりと痛みます。近くの接骨院で電気療法で治療を何度か受けましたが、受けた日は楽になるがすぐに戻ってしまう。その後病院で受診して湿布薬を貰って張っているがまたすぐに戻ってしまう状態である。痛みが始まって1カ月ほど経ちますが、一向に良くならないのでカイロプラクティック施術を受けてみることにしました。(59歳男性)

(さらに…)
50代の終わりごろから何となく左の肩の痛みがあり、しばらくすると痛みが消えたりしていたので、そのまま放置していた。普段から軽いストレッチや体操等の運動は行っていたので運動不足とも自分では思っていなかった。
暫くするとその痛みは肩を動かしたときなどに特に強くなってきました。だんだんと左の肩を上に上げようとすると途中で鋭い痛みが出て、それ以上肩をあげることができなくなりました。痛みが出る角度は外側に45度付近になると痛みが出ます。痛みが酷い時は寝ている時や寝返りする時にも痛みが有り、シャツやジャケットを着る時に袖に腕を通す動作が非常に辛いです。私の友人にも同じ症状を持っている人がいるのですが、その人から「五十肩だよ」と言われてしまいました。今は手を上に上げることができないし、手を背中に回すことがもできません。(61歳男性)

(さらに…)
本格的に野球をやっている方、
趣味でやっている方、たまたま誘われて初めてやってみたなど
スポーツの強度や、やる気は人それぞれですが、怪我はどのような時でもつきものですね。
転んだり、ぶつけたりなどあきらかな外傷的な怪我は、すみやかに医療機関に行って適切な処置を受けましょう。
そうではなく、激しい動きはしたものの、はっきりとした外傷もないし、
痛みも大したことなかったが、なかなか改善しないことも多いと思います。
そのようなケースの参考になるような42歳男性の症例を報告します。
この方は学生のころから野球をやっていて、社会人になっても草野球を続けていました。
どんなに忙しい時期でも2週間に1回は練習をして、身体を動かすようにしていました。

痛めてしまった状況としては、
1週間ほど前に、いつもと変わらず野球の試合中でした。
ストレートの感覚でリズムをとり、やや強振ぎみでで大きく空振りをしてしまった時に背中の痛みが走りました。
そのときは激しい痛みで体を動かすのも辛い状態でしたが、プレーは続行できました。
翌日には痛みは少し治まり、
体を動かすことができたのですが、動く度に痛みを感ました。
時間の経過とともに痛みが治まる
と思いましたが、一週間たっても
背中の痛みが治まらずに困っていました。

(さらに…)
40才中盤から突然肩が痛く (最終的に両肩) なった管理職の女性です。
滅多に出会わないケースでしたので経緯を一つ一つ挙げてみました。(長いです。)

社会人になって肩こり・首の痛みや背中が辛くなることがありましたが、30代に末っ子を出産してからそれらの症状が長引くようになってました。
肩の痛みを初めて感じたのは、2年ほど前に自宅でやや高いところを掃除をしている時でした。ピリッとした感じでびっくりして手を降ろしたのですが、痛みが引きずることもなく掃除はできました。
その後しばらくの間、肩の痛みは無く肩から腕にかけての重みがあったことを覚えていますが生活に支障をきたす程ではなかったです。
明らかな肩の痛みは半年程前、バックを何気なくヒョイと持ち上げた時でした。(パソコンが入っていたので少し重かったです)
ズーンとした肩の痛みのような感覚が残りましたが、しばらくすればよくなるだろうと放っておきました。数日後、夜寝ている時に肩が痛くて起きてしまいました。
困ったので整形外科にかかりましたが、肩の痛みはひどくなり腕が上がりづらくなる状況に変化していきました。その後注射を受け、リハビリを1か月弱受けたところ睡眠時に痛みで起きることはなくなりましたが、腕の挙がりは半分弱といったところでした。
その後、定期的にリハビリに通うことが難しかったので、肩の痛みを経験していた知人に相談したところ、マッサージや鍼治療もいいとのことで近所の治療院のにしばらくかかってみました。日によって楽な時、辛い時があり一進一退を繰り返していました。
また四十肩・五十肩を検索かけると、ほっといても6ケ月位から1年位で楽になった人コメントもあったので一喜一憂せず冷静な気持ちで生活を送っていました。
しかしながらその後、信じられないことに逆の肩の痛みがでてきました。
流石にこの状況はヤバいと思い整形外科を受診したところ、注射を打つ程ではないとのことでシップを処方されましたが、日常の生活では今まで無かった細々な支障が出ることが多くなりました。
不安で一杯だったのですが、知人の紹介でカイロプラクティックの施術を知り一度受けてみることにしました。
肩のお悩みはこちら ⇒ 肩の痛みの原因辞典
施術風景はこちらをご覧ください (その1) ↓ ↓ ↓
<初診時の症状>
➀ 左肩は前方は水平より少し上まで、水平動作は半分以上は動く。脇から肘を離す範囲はわずか。 (痛くない範囲)
➁ 右肩は左よりも明らかに動作性は高いが痛みを伴う。
③ Tシャツの着脱は痛いができる。電車のつり革は持てない。
<施術後の経過>
今回のケースはまずは漠然とした怖さや不安感を払しょくすることを目的に施術をスタートいたしました。
そのためには両肩の痛みの減少や可動性が上がるといった身体の変化を少しでも感じてもらい、お身体が変化する自信をもっていただくことを大切にしました。
特に痛みがある時は無意識にかばう動作を行い、肩周りのバランスは複雑な関係性を築いてしまいがちです。よって肩の痛みに関わっていない筋肉の機能を戻すことからはじめ、ゆとり作りから手掛けます。
するとまずは元々辛かった左側の肩の可動性に変化とがうまれてきました。
一方で右側は辛さが始まって間もない状態と改めて判断でき可動性はありますが、動作に偏りが確認されました。よって偏りに対して修正を促すことを第一に進めました。こちらは症状が落ち着くまでもう少し時間が必要と判断できましたので毎回その変化をモニターしていきました。
施術後のアフターケアとしてテーピングを施すことがありますが、今回の患者さんは皮膚が弱いタイプでいらしたので残念ながら肩周りのフォローはできませんでした。
(恐らくテーピングが可能であればもう少し変化のスピードが早かったと推測します。)
その後の変化としては約2週間で4回の施術を施すと左側のゆとりが少しづつ芽生えてきたことで、痛みに注意を払いながらもできることが増えてきたとのことです。このタイミングでお気持にゆとりが芽生えていただけたことは、この後の取り組みにとって大事なことと思われました。
ここからは私個人の見解ですが特にテーピングが利用できないことをフォローするために、以前通われていたご近所の鍼治療との併用をおすすめしました。毎日のお仕事の筋肉疲労は症状の改善に対しブレーキをかけることが予想されます。そしてこの判断も功を奏し、約2か月後には左側の辛さが変化し、安全な範囲での動きに対しては怖さや不安感が払しょくされたそうです。
しかしながら四十肩・五十肩の施術において重要な期間はここからです。
施術風景はこちらをご覧ください (その2) ↓ ↓ ↓
日常生活で自信がついてきますと、勝手に次の可動域の挑戦が始まります。
腕を伸ばして物を取ってみたり、重さのわからないカバンや段ボールを片手で持ってみたり、以前では絶対にやらないような動作をドンドンやるようになり、都度痛みにうずくまるのです。特に、寝ぼけている場面での動作は最悪です。
例えば寝ながらティッシュに手を伸ばしたり、目覚まし時計のアラームを消す時、眼鏡に手を伸ばす時のような場面です。今回の患者さんも両肩の痛みを持ちながら何度もやらかしていました。
とんでもないことに転倒して肩を痛打したことや腕で身体を支えてしまったこともありました。
このようなことを注意しながら地道な施術を乗り越えていただき、約半年を過ぎた頃には、つり革を持つことができるようになり、肩回りをしっかりストレッチをかける時や変則的な動きに対しての肩の痛みを施すことが中心になりました。
ひと月、ひと月カイロプラクティックでの施術とご自宅での可能なストレッチなどを取り入れていただき、明確な変化を重ねていただきました。
その後はご自身主導のもとヨガやピラティス教室にも通われ、1年後には四十肩・五十肩の施術がほぼ終了し、肩や首こり、腰に関わる施術に移行しております。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の症例は初めて来院された時に一通りお話を伺いましたが、なぜ両肩の問題に至ったのだろうかという点でお話をしっかりと伺うことからはじまりました。
今日まで至るプロセスをしっかりと認識するために施術中にその時々のご記憶を振り返っていただきました。
両肩を患う可能性として内科系疾患のリスクもありますが、健康診断でのモニター項目もないとのことや、最初に痛めた左肩は変化の途中であったことなど考慮しますと、4人に1人はどちらかの肩が寛解したあとに逆の肩を痛める確率があることから、最初痛めた肩がしっかりと変化する前に逆の肩の問題がスタートしてしまったと思われました。
このような肩の痛みの可能性をお伝えすると共に、少しづつ可動域と痛みの変化を実感いただくことで次の変化の可能性に希望を持っていただきたく継続させていただきました。
施術風景はこちらをご覧ください (その3) ↓ ↓ ↓
肩の痛み 四十肩 五十肩 両肩の痛み つり革持てない カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田 神田小川町 御茶ノ水
お仕事はデスクワーク中心で何事にも手を抜きたくないタイプの千代田区勤務の50代女性の症例です。
秘書業務の仕事柄、社内・社外・海外の相手と日々慌ただしい毎日です。先般退社されたスタッフの穴を埋められないまま現在に至っており、マンパワー不足の毎日でした。スタッフ全員で通常業務は回していますが、正直なところ手に余る仕事量だと思っています。
不定期ですが、先月からイベント的な準備が加わり、明らかなオーバーワークになりました。イベントの準備は2か月前位からスタートし、3週間位前になると諸問題が浮き彫りになるのが常ですのでそれらの対処に全力での対応となります。
今朝の起床時はグダグダで睡眠時間が足りていなく疲労困憊であることは自覚してました。症状は肩回りや首回り、頭にかけての疲労が溜まってくるような状態でした。

週末は気分転換にジョギングやテニスをしますが、体調が整わない時は極力お休みするようにしてます。
今朝は起床時から首・背中が固まりすぎて頭痛も出ており、さすがに頑張れない状況でしたので、職場の近所ということで伺いました。
頭痛のお悩みはこちら ⇒ 頭痛 痛みの原因辞典
<初診時の症状>
➀ 起床時から首・肩・背中が鉄板のように固まり、頭痛がある。
➁ 昨日までは日中は比較的楽で症状を忘れている。
③ 夕方になると頭痛がはじまり、不安な感じが続く。
<施術後の経過>
今回のケースはデスクワークをメインとした多くの皆さんが抱えている問題だと思います。
目の前の業務は止められませんので、少しでもコンディションを整えて職場に戻っていただきたく、対応いたしました。幸い職場がお近くということでしたのでイベントの準備との平行で施術を進めて参りました。
初回はびっくりするような強い筋肉の張り凝りでしたので、首・肩・背中をメインとした全身へのアプローチを行いました。首・肩や、背中の骨と骨をつなぐ関節や筋肉独自のしなやかさが失われ、いわゆる『ガチガチ』な状態です。施術は手先から足先までポイントがありましたので少し手間がかかります。

施術後、頭痛は半分以下に変化をとげましたが、いまだ不十分な状況でしたので背部にテーピングを施し、背中の支えとリンパの流れをスムーズなるよう期待し対処しました。その後、3日後に2回目の約束をし、継続中です。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回は、頭を支える筋肉群のトラブルが疑われ、『背中が引きつったような状態が続いてしまったようです』と説明しているケースです。
『イベントの準備が終わるまでやり切れると思ったのですが、ダメだった原因はなんでしょうか?』と言う質問の対して個人的な印象と付け加え、今回のケースは『筋肉の疲労回復が間に合わなかったのでは?』とお答え致しました。
恐らくお気持ちは負けてなく、もっといける自負があったものと推測します。そして今回の手を抜きたくないタイプの方々にしっかりと説明することを心がけていることがあります。それは筋肉の疲労のお話です。

筋肉の疲労は一般的な運動で起こるケースとデスクワークのような同じ姿勢で起こるケースがあるといわれてます。今回のような同じ姿勢の場合、筋肉は一定の収縮状態を継続し続けねばなりません。
この状況は筋収縮を継続することから、今回のケースに照らし合わせると首や背中がこわばるのような状態を引き起こしていくことが考えられます。一般的にその理由は血流の悪化と言われています。

血流の悪化は筋肉の疲労回復を妨げる可能性が高く、慢性的な筋肉の疲労のループから抜け出せなくなってくることが予想されます。
また筋肉の使いすぎによって筋肉が疲労した状態は、継続的に十分な能力を発揮できなくなることも懸念されます。結果、筋肉を動かす力が弱くなる傾向が増し、長時間のパフォーマンスの継続に無理がでてくるでしょう。
さらに、筋肉そのものの痛みや、筋肉が引きつる、筋肉がけいれんするなどの状況に陥ることにつながることが考えられます。
一方で筋肉疲労の回復も大事です。筋肉疲労の回復において、バランスの良い栄養特にビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12など)とビタミンCの摂取が大切だといわれています。
またクエン酸の摂取も大事でエネルギーが効率的にでき、どちらかというと予防のためといわれてます。

更に疲労物質の代謝も重要なことです。そのためには血流が大切になります。体内の血液循環を整え、筋肉疲労からの回復を促します。疲労が重なると、慢性的な疲労のループにはまりやすいです。
そのため、ごく当たり前な休養をとること、睡眠をとること、できることならばストレッチなどの体操が大事になるというわけです。
最後に肩こりにおすすめできるストレッチの紹介動画です。 ↓ ↓ ↓
肩こり 頭痛 オーバーワーク 疲労 ガチガチ 筋肉の疲労回復 カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 神田 神田小川町 御茶ノ水
3人のお子さんを子育て中の肩の痛みを持つお疲れママ30代女性の症例です。
施術風景はこちらをご覧ください。 ↓ ↓ ↓
日々育児と家事を中心に、仕事も忙しくなりバタバタですが、必死に過ごしています。
長女が中学生、二番目と三番目が小学生です。肩の痛みを感じたのは2か月位前になります。
実のところその前から腕の重さとだるさがあって手がしびれるようなことや手の力が入りづらいこともありました。何かにぶつけたことやすごい重い物を持ったことはありません。
ここのところ手の力が入りづらいことがストレスに感じてきたので近所の整形外科を受診しました。
薬の処方があり様子を見てほしいとのことで、1週間程服用したところ肩の痛みが少し楽になりました。
しかしながら他の状態の変化が乏しく、心配になりホームページで検索したら、症状がとても似ている紹介がされていたので、一度受診してみることにしました。
<初診時の症状>
①肩や首を回すと左肩が痛む
②手首や親指と小指のしびれを感じる
③上腕、前腕ともパンパンに張っている
④左鎖骨の中心に近い側の奥は触れられたくない感じ
<施術後の経過>
カイロプラクティクの施術は、首や肩まわり、腕、手、背中、鎖骨を中心に筋肉、関節の調整からはじめました。
特に今回のケースは日々の育児、家事そしてお仕事と手を使うことがかなり多いと思われるので手と腕に関わる症状から取り組みました。
手はとても細やかな動きが可能で、肘や肩と絶妙なバランスで機能します。
普段当たり前のように手を使ってますが、どこかで不具合を感じ取ると無意識でかばいあうことができます。
しかしながらそれぞれのパーツでの疲労が蓄積していくこと、違和感や重さ感とだるさそしてしびれに移行しやすいことが考えられます。
更に腕の重さやだるさ、しびれるような感覚や手の力が入りずらい状態が常態化していくと、自然な流れでいい状態に戻ることがややこしくなってくることも予想されます。
今回のケースは幸運にも2回の施術で手や腕の症状に変化が現れ、他の部位に施術が可能になりました。
しかしながら上腕 (2の腕付近) の筋肉の張りが強さが残っていましたので、その後の施術でも腕のアプローチは続けております。
続いての大事な部分が首肩回りです。特に手の動きや感覚を司っている神経や血管を取り巻く組織へのアプローチは重要です。更に首へ移行する部分と頚部へのアプローチも併せて進めました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回の肩の痛み、手のしびれ、腕の重さとだるさ、力の入りづらさのケースは5回の施術でほぼ改善に向かいました。但し肩の痛みを実感して約2か月が経っています。つまりその期間中かばいあっている状態が存在していることになります。臨床ではもっと長い期間我慢したケースもあります。
しびれは緩解したが力の入りづらさの変化は乏しかったり、腕の重さは緩解したが、しびれの変化が乏しかったり、色々なケースをお見受けしますし、施術にかかる回数もバラバラです。
一方で今回のケースは整形外科を受診いただき、薬での対応があって変化がでていたことは幸いであったと思います。
症状があって我慢するということは、どこかのパーツが助けくれ負担箇所が変わるだけで、更に色々な症状につながっていることも考えられます。
多くの方が慌ただしい日常を過ごされておりますが、ちょっとした痛みや違和感は身体からの大切な情報として生かしていただきたく存じます。
今回のお悩みはこちら ⇒ 腕のトラブル 痛みの原因辞典
肩の痛み 手のしびれ 腕の重みとだるさ 手の力が入りづらい カイロプラクティック 整体 東京 千代田区 小川町 淡路町 神田 文京区
新御茶ノ水・淡路町・小川町駅B5出口すぐ
●千代田線 新御茶ノ水駅
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●JR中央線 御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩7分
国際基準の安心なカイロ・整体は!カイロプラクティック新御茶ノ水外来センター
(代表施術者:カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)東堂 達也)
東京都千代田区神田小川町2-2-7 レインボービル4F »MAP