産後3か月で首・左肩・腕の痛みと背中のこわばり|千代田区の症例報告
2026.03.03
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2人目を無事に出産。ほっとしたのも束の間、産後3か月頃から首・左肩・腕の痛み、背中のこわばりが出現した40代女性のケースです。「育児の疲れかな」と思いながらも、来月には仕事復帰の予定です。産後は「休めない時期」に不調が重なり、症状が長引きやすい傾向があることは1人目の出産で経験しているとのことで、このままで大丈夫なのか——そんな不安から来院されました。
『こんな方に読んでいただきたい症例です』
〇 産後から首や肩のこりが強くなっている
〇 授乳や抱っこで腕がだるい・痛い
〇 背中が常に張っている感じがする
〇 仕事復帰前に身体を整えておきたい
〇 産後の骨盤の不安定さが気になる
「まだ動けるから」と無理を続けてしまう産後の時期。しかし、早めに身体のバランスを整えることで負担を軽減できるケースもあります。
<来院のきっかけ>
妊娠中は1人目より身体のきつさはあったものの、無事に出産。産後1か月頃は腰まわりに違和感はあったものの大きな痛みはなく順調でした。しかし2か月を過ぎた頃から、
〇左肩の違和感
〇左腕のだるさ
〇首のこり
〇背中の張り
が徐々に強くなってきました。今回は2人目ということもあり、産後3〜4か月で仕事復帰を予定。痛みが増してきたことで「このまま復帰できるのか」という不安が芽生え、来院されました。
<初診時の症状>
① 左腕のだるさと動作時痛
② 首の痛みと強いこり
③ 背中のこわばり
④ 骨盤・股関節の不安定性
特に目立ったのは、産後特有の骨盤と股関節の安定性低下でした。その影響で座位姿勢が崩れやすく、いわゆる猫背姿勢になりやすい状態でした。
<施術後の経過>
初期段階 (初回~3回目)
産後3か月という時期を考慮し、まずは上半身の痛みの背景に骨盤の不安定性があったため、まずは土台から整える方針としました。同時に、
〇左腕の前後筋群のリリース
〇肩甲骨の可動性改善
〇背部の緊張緩和
を段階的に実施しました。授乳姿勢や抱っこのクセも確認し、負担を減らす姿勢の工夫もお伝えしました。
中期段階(4回目~6回目)
首・肩・腕の痛みは徐々に軽減。背中のこわばりも改善傾向に。仕事復帰予定までの1か月間、合計6回の施術で復帰可能な状態へ。
現在
仕事復帰から1か月が経過。「育児と仕事の両立は想像以上に大変」とのことですが、現在は週1回程度のメンテナンスを継続。骨盤・股関節の安定感も徐々に出てきており、姿勢保持が楽になってきています。
<なぜ産後に首・肩・腕がつらくなるのだろうか?>
産前・産後はホルモンの影響により関節が不安定になりやすい時期です。さらに、
〇授乳時の前かがみ姿勢
〇片側抱っこ
〇睡眠不足
〇長時間の同一姿勢
などが重なることで、上半身に大きな負担がかかります。今回のケースでは、
〇左側での抱っこ習慣
〇前かがみ姿勢での居眠り
〇背中で無理に支える姿勢
が症状の一因になっていた可能性が考えられました。腕の痛みは筋疲労由来の緊張性の痛みと考えられ、疲労の軽減と姿勢改善により徐々に軽快しました。
<当院の考え方>
当院では「痛い部分だけ」をみる施術は行いません。
〇産後という身体の変化
〇生活背景
〇育児姿勢
〇骨盤・股関節の安定性
を総合的に確認し、症状の背景を整理します。痛みを取ることだけでなく、仕事復帰後も崩れにくい身体づくりを目標にしています。
<担当カイロプラクターのコメント>
産後は「休めない時期」に不調が重なるため、症状が長引きやすい傾向があるといわれ、ママの身体の回復は想像以上に時間がかかっているのです。「まだ大丈夫」と無理を重ねることで、首・肩・腕へと負担が波及することも少なくありません。特に2人目以降は、
〇抱っこの時間増加
〇上の子のお世話
〇復職準備
などが重なり、回復が追いつきにくい傾向があります。産後の安定には個人差がありますが、骨盤・股関節の安定には約6か月ほどかかる場合もあります。千代田区(淡路町・神田・神保町・大手町・神田小川町エリア)で産後の不調にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
※本記事は情報提供のみを目的としており、特定の診断や治療を保証するものではありません。症状がある場合は、自己判断せず必ず専門の医療機関や当院へご相談ください。
執筆者プロフィール:
報告 渡邉泰治
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)応用理学士(B.App.Sc)
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