ぎっくり腰でお困りの症例です。昨年も夏の終わり頃やってしまったとのことです。
昨年のぎっくり腰ほどひどくはないのですが、日頃から注意をしていたとのことで落ち込んでおられました。
結果には原因があると仮定し、再発防止策を一緒に考えながらの施術となりました症例です。
昨年の夏はまだ暑さの残る9月のお彼岸、お墓の掃除中にぎっくり腰になりました。今回は9月に入って間もなくですが、やや丁寧にやっているお風呂の掃除中でした。昨年と違って腰には注意を払っていたのですが、まさかのぎっくり腰ということで『またやってしまった・・・』 ショックの一言です。
仕事は昨年と同じ部署にて基本デスクワーク中心です。時々肩こり、眼精疲労でも困っています。今年は7月からスケジュールがパンパンでした。休みの日ですら仕事のメールチェックしたり、思い返せばプライベートと仕事の線引きが全くなかったです。また今年も暑さも凄く、正直8月の後半はバテバテでした。
9月に入りやっと仕事は落ち着いてきたので、身体のだるさはあるものの、家の事もちゃんとやろうとはじめた矢先の出来事でした。
腰の痛みを更に詳しく ⇒ 痛み原因辞典
<初診時の症状>
➀立つ時、座る時に痛み。
➁ 靴下を履く時に痛み。
③靴を履くことが怖い 。
<施術後の経過>
ぎっくり腰の症状がでて2日経っていましたが、念のため患部をアイシングで確認の上進めました。
結果、いまだ熱を帯びている箇所も確認できましたので、初回は患部は保存しながらも全身のリリースを進めました。施術後には多少の痛みは残るものの➀と➁はクリアーしました。
2日後に出張を控えていらっしゃたので、移動時の注意事項や念のためテーピングでのフォローも施しました。
出張から戻られた後に2回目の施術となり、順調な変化を維持されていましたので方針通りの施術をし、確認後➀➁③の全項目をクリアーされました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回はよくあるぎっくり腰の比較的軽症の症例でした。
偶然ですが昨年の9月にもぎっくり腰に見舞われた経緯からご本人は落胆されていましたが、1週間後には何事もなかったかのように自信を取り戻されました。更に『結果には原因がある』との前提でご本人と『原因の理由』になったであろう細かいところを確認し合いました。一部紹介します。
〇かがむ姿勢からぎっくり腰へ。
今回、痛めた姿勢動作は中腰でかがんだ状態から上半身を起こすタイミングでした。ここで腰を戻す際にトラブルがおこったようです。検査や身体が変化したプロセスからお腹の圧(腹圧)に問題を提案しました。お腹は腹直筋、腹斜筋、腹横筋、横隔膜、そして腰筋群でしっかりと力む仕事をする必要があるのですが、抜けていたと思われます。この状態こそ体幹が使えていない状態といえるでしょう。
〇体幹が使えていない状態。
『すぐにバテル』『身体が重い』などのコメントで表現されやすい、体幹が使えていない状態は身体の動きはバラバラで、リズムもイマイチ、呼吸も合っていない状態が推測できます。そんな時は筋肉や神経系の機能が低下していることが疑われます。
〇筋肉や神経系の機能が低下に。
まずは夏場の冷房過多、必要な休息が取れていないこと、長時間にわたる同じ姿勢の保持などよる血行不良などから筋肉の質や機能の低下が予想されます。また最近増えた気候の急激な変化や仕事の慌ただしさから自律神経系の疲れにも発展しやすくなるでしょう。これらの状態は筋肉や神経系がバテテくることにつながりやすく、身体は疲労がどんどん蓄積し、慢性的に筋肉や神経系の機能が低下することが考えられます。夏場以外でもだるいやバテバテはあると思いますが、夏特有の軽度な脱水症状がもたらす影響も忘れてはいけません。
〇疲労の蓄積に対して。
休息・栄養・睡眠・入浴など大切になってくるでしょう。またご自身でできることの一つとして帰宅後ストレッチをやってみることも挙げられます。疲労時は筋肉同士のバランスが崩れていることが予想されます。この時必ずしも腰や首や肩に痛みを感じるわけではありません。ぎっくり腰や寝違いなどの防止策としてストレッチチェックも役立つでしょう。ストレッチは身体を柔軟に促すだけでなく、身体中の左右差などにも気づけます。さらに体幹トレーニングを少し取りいえると身体の一体感が得れるでしょう。
腰周りから全身のストレッチの一例
体幹トレーニングの一例
最後に今回の問診や会話から紐解くと大切なキーワードは、『夏の終わり』『スケジュールがパンパン』『今年も暑さも凄く』『8月の後半はバテバテ』『家の事もちゃんとやろう』以上をピックアップし患者様と共有しました。
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10年以上トライアスロンを行っている30代男性のケースです。
そもそも5年前にぎっくり腰をしてから腰の調子が安定せず、練習メニューを多くすると腰全体に痛みが出るとのことでセーブしてきたそうです。
どのように症状が変化していったのか、症例報告をまとめてみました。
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今朝、起き上がるときから腰が痛く、動くのもやっとな状態のぎっくり腰になってしまいました。おそらく、週末に子供を抱っこした状態で、長い時間立ちっぱなしだったせいだと思います。普段から座り仕事で腰のハリを感じる事が多く、軽めのストレッチや体操を行う様にはしていました。腰の疲労は翌日には緩和されますが今回は痛みが腰全体的にあり立ち上がるのも辛い、座る動作や中腰の状態では痛みが酷く、どこかに摑まっていないと姿勢の維持が出来ない。痛みの出方は腰部から殿筋・太ももの裏にも痛みが有る。なんとなく痺れの様な感じがする時も有る。今朝から痛み止めの湿布を貼って、少し痛みが和らいできました。
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1週間ほど前に同僚の引越しの手伝いをしました。その時に、重いダンボールを一人で持ち上げた時に、腰にビキっと痛みが走りぎっくり腰になってしまいました。そこからは、腰の痛みのせいで動けなくなってしまい、何とか家に帰った後は安静にしていました。それから数日が経過しましたが、腰痛は続いており、歩くときにはまっすぐ立つことができずに、腰に手を当ててゆっくりと動いている状態でした。あまりの痛さに、会社を早退する日もあったほどでした。今も腰痛が酷いせいで歩くのもままならない状態です。以前にもぎっくり腰を経験したことがあり、その時は整形外科を受診して、湿布薬を処方されて安静にするように言われて、家で寝ていました。今回のぎっくり腰は、以前のものよりもひどく、いつ治るのか不安なので、カイロプラクティックが会社の近くにあったので、来院しました。
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ぎっくり腰を繰り返し起こして、また再発した時に今までと違い痛みが治まらなかった千代田区在住の40代のケースです。繰り返すぎっくり腰によって悪い姿勢が定着してしまい、それが原因で痛みが治まりにくくなってしまった一例です。
施術風景はこちらをご覧ください ↓ ↓ ↓
一ヶ月前くらいに下にある物を持ち上げたら、腰に激痛が走り動けなくなりました。10年前にぎっくり腰をやってから2~3年に1回のペースでぎっくり腰になっています。今までは3~4日経つと痛みが治まっていましたが、今回はかなり酷いです。当初は歩くこともできず、仕事も休みましたが、2日で動けるようになり、仕事にも復帰しました。今までのパターンだとこのまま痛みが治まるのですが、発症当時よりは楽になってはいるもののなかなか痛みが治まりません。あまりにも痛いので整形外科に行きレントゲンを撮りましたが、特に異常はありませんでした。時間が経過しても治らないので、整体にも何回か行きましたが、あまり痛みが改善しませんでした。そこで整体以外も受けてみようと思い、妻も通っているカイロプラクティックに、良くなると期待して来院しました。
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以前から毎年のように疲れが溜まって来たり、運動不足になると何度もぎっくり腰になります。毎回整骨院や鍼灸治療を受けていました。今回の腰痛は3週間前からで、だんだんひどくなっているように感じます。座っていても立っていても腰の痛みが有り、朝、靴下を履こうと腰を曲げる時や、いきんだ時に腰痛が出てきます。湿布を貼って何とか生活していましたが我慢できずに今回も針の治療を受けました。当日は少し楽になりましたが1日しかもたないので、カイロプラクティック施術を受けてみることにしました。(53歳男性)
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普段家事をしないご主人が部屋の掃除をやったらぎっくり腰になってしまった症例です。
施術風景はこちらもご覧ください。 ↓ ↓ ↓
友人から家事を手伝うことで奥様との仲が最近とても良いとの話を聞きいたので、早速週末にやってみました。
その週は国内の出張もあり少し疲れが残っているようでしたが、夏の暑さも落ち着き、身体が動いてきたのでやや広い一軒家を2階の書斎からはじめました。
掃除機はコードレスでないタイプで、何度もコンセントを繋ぎなおす作業が面倒くさいと思いながらも30分くらいかけて丹念にやりました。
2階が終わり階段も気を付けながら掃除機をかけ、1階に降りたところで奥様から『ありがとうね』と声を掛けられとても嬉しくなり、ちょっとがんばっちゃいました。
気分もよくなり鼻歌まじりでやっているとやや中腰の姿勢は背中から腰周りにかけて疲れを感じ、少しずつ重さもでてました。
極力腰には力を入れないように注意しながら、テーブルやソファーの下など奥さんが大変そうな細かい場所を繰り返しかけていたところ、かがんだ上半身を起こした時に左腰の全体が一瞬にしてつったようになり、脂汗がでました。
すぐに掃除機から手を放し、目の前のテーブルに手が届いたのでつかまりました。しかしながら怖くて動くことができず (すぐに腰がつりそうになる) 少し留まってみました。その後、何とか四つん這いができて少し収まり、ホッとしました。
ラッキーなことに奥さんが以前軽いギックリ腰の経験とカイロプラクティックでの施術体験があったことからすぐに奥さんから連絡をとってもらいました。
初めてのぎっくり腰で、怖さと動きもとれなかったので翌日に伺うことになりましたが、来院までやってほしいことの説明を受けてやってみました。
腰の痛みを更に詳しく ⇒ 腰の痛み原因辞典
<初診時の症状>
➀ 患部を支えながらでないと歩けない。(腰痛ベルト着用)
➁ 下着や靴下の着脱ができない。 (かがめない)
③ 起床時が一番つらい。立つまで時間がかかる。
<施術後の経過>
今回はよくお見受けするぎっくり腰のケースでした。
ご連絡をいただき一連の経緯を伺い、家庭でできるアイシングやシップなどの対処もやっていただき、またご自宅に奥様が使っていた腰痛ベルトもあったので初日にできることはすべてできたと思われました。
初回は初めてのぎっくり腰でご不安と恐怖感でいっぱいでしたので、奥さまの症例を説明しながら今後の見通しをお話しし、施術を行いました。約3日間は痛みとの戦いであることや、痛いながらもじょじょに歩けるようになることをお伝えしました。その後は順調に変化し5日目の朝には、ほぼ痛みはなく起きれたとのことです。今回のケースは約1週間で3回の施術を行いましたが、3回目の施術中に靴下の着脱が痛みなくできるようになりました。
<担当カイロプラクターのコメント>
今回は、腰を支える筋肉の損傷で、『筋肉の怪我と思われます』と説明しているケースです。
このケースについては年間を通してお見受けします。原因はなんでしょうか?と言う質問の対して個人的な印象と付け加え、今回のケースは『例えば中腰での反復動作では?』とお答え致しました。
中腰姿勢では腰周囲の同じような部位ばかりに負荷がかかりやすいことから、筋肉群の過度な緊張状態が想像できます。加えて反復動作を強いられることは周辺組織の損傷の可能性を疑うことにつながります。
今回は掃除機を使う動作での中腰、そして何度も何度も反復したことが印象的です。
しかしながらいつでも、何をしていても、誰でもどこでもこのパターンにはまるわけではないと思います。
上記の動作における特徴にプラス〇〇〇が関わると個人的には考えます。
例えば季節の変わり目です。暑い季節から涼しくなった時や寒い季節から暖かくなる季節などです。
例えばお気持ちの面で前向きな取り組みができている時なども多い印象があります。よくお聞きするコメントで『調子が良かったのになぁ~』などです。オーバーパフォーマンスによることが原因と思われます。
他にも疲れている時 (睡眠が不足している、仕事が続いて休みがとれていない、プレッシャーの高いお仕事などが予定されている) もバックグラウンドにあると思われます。
一度ぎっくり腰を経験されている方には、説明は不要と思いますが、私はぎっくり腰になる前に、なんらかのサインがでていると思います。
また見事に決まった時期に毎年ぎっくり腰になってしまうケースもよく拝見します。先日もここ10年くらい毎年決まった月にぎっくり腰を繰り返してきたお話を伺ったばかりです。
恐らく何か理由や原因がありそうです。個別に特徴がありお一人お一人に理由があってと考えます。
そのポイントを掴むことでぎっくり腰からの脱却に貢献いたしたく日々の臨床を送っております。
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2週間前にゴルフをして帰宅後、急にぎっくり腰のように腰が痛くなりました。
普段コースを回った後に体全体の疲れは感じるが、今回は少し腰部の張りを感じてはいたが気にする程でも無かった。しかし帰宅してから体を前に倒したり、ひねったりする動きで腰痛を感じるようになりました。それからは、寝返りを打つときに痛みで目が覚めてしまったり、朝ベッドから起き上がるときに、とても腰が痛くゆっくりと起き上がらないといけない状態です。いつもはゴルフの後には腰が痛くなることはほとんどなく、むしろ肩甲骨の周りが痛くなったり、下半身のはりが気になることのほうが多い気がします。
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昨日、子供と遊んでいたら突然抱きついてくる瞬間があり、子供を受け止めた時に、とっさに踏ん張った瞬間に、ゴリっという音のようなものがして、一瞬腰に痛みが走りました。一瞬のことで、ぎっくり腰のように動けなくなることはありませんでした。しかし、翌日の朝起き上がる時に腰部に痛みが有り、筋肉が張っている様に感じました。以前にもぎっくり腰を経験したことがあり、このままいくとまたぎっくり腰を再発してしまうのではないかという不安もあり、急いで施術を受けたほうがいいと思い、以前お世話になったことがあるここに来院しました。
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30代の頃に腰痛になり、椎間板ヘルニアと診断を受けました。手術はせずに温熱療法と牽引をしましたが、完全に腰痛が治ることはなく、運動して腹筋と背筋を鍛えるように指導を受けました。その後は年に数回ぎっくり腰を起こし、しばらくすると良くなるということを繰り返しながら、現在にいたっています。ゴルフに月に3回くらい行くのですが、そのたびに腰が痛くなるので困っています。その痛みは2,3日でなくなりますが、今回は一週間経っても良くならず、朝起きる時や椅子から立ち上がるときなどに、ずきっと痛みが起こります。(53歳男性)
(さらに…)