股関節の痛みと脚の重だるさ 千代田区
2025.10.10
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２年ほど前から、右脚全体が重だるいような、こっているような症状を感じるようになり、最近は特に膝から下(ふくらはぎ)の凝りが強く、ひどい時は夜眠りづらいこともある４０代女性の報告です。
この症状が出始めてからしばらくして、右股関節に違和感も感じるようになりました。
またここ半年ぐらいは、歩行時に股関節あたりに痛みが出ることもあります。
趣味の登山やランニングをしているときに膝の外側が痛むこともあります。
最近は痛みのため登山やランニングも行っていません。仕事はデスクワークでほぼ１日座ってます。
色々と症状が出てきて不安になったため来院しました。
＜初診時の症状＞
①右脚全体の重だるさ、こり感
②右股関節の違和感、痛み
③右膝下(ふくらはぎ)重だるさ、こり感
④登山、ランニング時の膝の痛み
＜施術後の経過＞
初回のカイロプラクティック施術では右脚と左脚の筋肉の状態にかなりの差が生じていました。よって症状がでている右脚のリリースから着手し、同時に股関節の問題にとりかかりました。施術後のチェックでは重だるさ、こり感、股関節の違和感ともに半減程度ということでした。よってその後、右脚に対してのアプローチを２週間で３回進めました。
ここまで脚全体の重だるさ、こり感は改善の方向に進んでおりましたが、股関節の痛みは減弱しているものの決まった角度で痛みが再現されていました。更に週末になり疲れてくると重だるさが戻ってくるということでした。
よって腰周りから膝周り、足首まで施術範囲を広げ更に３回施術を進めたところ股関節の痛みはほぼ感じなくなったとのことでした。ただ右膝から下(ふくらはぎ)の重だるさは疲れてくると感じてくるとのことで、更に深掘りし進めることとなりカイロプラクティック施術を継続しております。
＜担当カイロプラクターのコメント＞
今回のケースは、筋肉の過度な緊張や筋膜のトラブル、骨盤や腰椎、股関節の不具合が原因で起こっていたものと思われます。
骨盤や腰椎、股関節の不具合は股関節の不安定性を生みやすく、結果その周りの組織に影響が出て股関節の症状に繋がっていたと考えられます。
また、骨盤、腰椎、股関節からつながる様々な筋肉はおよそ２年の年月をかけ、じょじょに緊張状態が広範囲に渡り、筋膜同士の関係性も低下し、本来持ち合わせている自己回復力も低下してしまったものと推測します。
生理学的には血行不良、酸欠のような状況になり、脚全体にはり感や重だるさが出ていたのだと思われます。
初回から数回のカイロプラクティック施術で、骨盤や腰椎、股関節の不具合は一定の変化を遂げた確認はとれていましたが、脚全体の筋肉の緊張度の変化が乏しい印象でした。よって中盤からは股関節から膝、足首に比重をおき施術を進めました。
おそらく症状を感じ取られてからおよそ２年の日々は無意識の領域で骨盤や腰椎、股関節の不具合が周囲の筋肉群に負荷をかけ続け、かばいあったのだと思われます。今回のような慢性的な症状は、筋肉同士のトラブルがバックに潜んでいることが多いと実感しております。
お困りの問題がある方は是非ご相談下さい。
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