外を歩いていると足の裏が痛くなってしまう。
2018.02.16
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以前から外反母趾に悩んでおり、長時間歩いていると親指の付け根が痛くなってしまいました。最近になって、歩いていると足の裏も痛みを感じるようになりました。靴が悪いのかと思い、それまでヒールを履いていましたが、ぺったんこのスニーカーを履くようにしましたが、それでも痛みに変化はなく、やはり歩いているときに痛みを感じる状態です。整形外科を受診したところ、足底筋膜炎と診断されて、なるべく安静にするように言われましたが、安静にしていても一向に治る気配もないので、カイロプラクティックの施術を受けてみようと思い、来院しました。
<初診時の症状>
- ①外反母趾が酷く、歩いていると親指の付け根が痛い
- ②靴を履いて歩くと、足の裏が痛い
- ③足底筋膜炎だと診断されて安静にしていたが、よくならない
<施術後の経過>
カイロプラクティックの施術では、足の裏の筋肉をほぐしていくのはもちろんですが、どうして足が痛くなったのかについても焦点を当てていきます。今回この方は、歩き方を拝見させて頂いたところ、痛いほうの足の股関節が硬い影響で、足がうまく上がっていない状態でした。そのため、足を引きずるようにして歩いていました。お話を聞くと、痛いほうの足はよく何もない所でつまづくということでした。そうすると、人は無意識につまづかないようにつま先を上げて歩くようにします。そうすることで、足首が硬くなり、結果的に足の裏の筋肉が硬くなって、足底筋膜炎になってしまいます。そのため、施術の内容も、足裏の筋肉をほぐすだけでなく、股関節周りの筋肉をほぐし、歩くときに足がスムーズに上がるように、施術を行っていきました。8回の施術が終わるころには、日常生活の中で、ほとんど痛みを感じることはなくなりました。ただ、思い出したように時々痛むので、まだ痛みの種のようなものは残っているので、引き続き施術を継続しています。
<担当スタッフのコメント>
足底筋膜炎は突然起こるケガではなく、それまでの生活習慣などが影響し、疲労が蓄積した結果に起こることが多い症状です。外反母趾や偏平足などは、元から足に負担がかかりやすい状態ですので、普段からストレッチやマッサージなどのケアをしていかないと、足底筋膜炎のような症状になることが多いので、ご注意ください。足底筋膜炎になってしまうと、安静=歩かないこととなり、実際には不可能ですので、どうしても日常で歩くため、治るのにも時間がかかってしまいます。できる限りの日ごろのケアをお勧めしています。
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