ゴルフ練習後に背中から脇の方にかけて痛みが出た 千代田区
2024.03.22
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ゴルフの練習で身体のバランスが崩れ、疲れの蓄積で痛みが出てしまったと思われる50代のレポートです。
検査・施術の結果、上半身の左右バランスが崩れることで、局所的に疲労が蓄積してしまったと推測する一例です。
日常的に週に一回ほどゴルフ練習場に行き、月に二回ほどコースに出ます。一ヶ月程前から練習後に左の肩甲骨から脇にかけて鈍い痛みが出て くるようになりました。そのままにしても治らず、練習に行く度に同じ痛みがでます。その後はっきりと背中の痛みに変わってきました。
不安になったので近所のマッサージにかかると上半身の筋肉がかなり張っていると言われ、骨盤のゆがみやねじれを指摘されました。施術を受けると楽になります。しかしながら何日かすると戻ってしまいます。仕事中にもひどく痛むわけではないのですが、時々鈍く痛みます。
マッサージの担当者に相談したところ一度整体やカイロプラクティックの施術を勧められ来院しました。
<初診時の症状>
①左肩甲骨の周辺の筋肉が硬くなっている、同時に肩甲骨の動きも悪い
②左の脇の下から肘の辺りまで強いハリ(肘自体には問題無し・痛み無し)
③肩の高さが左右違う(姿勢)
④全体的(上半身)に左側の背筋が盛り上がっている様に見える。
<施術後の経過>
初回の検査で、背中から肩甲骨の筋肉バランスが崩れた状態でした。このような状態で練習を続けると筋肉の疲れが局所的に蓄積するようになり、今回の症状に繋がったと考えられます。よって一回目の施術では、肩甲骨の周辺の筋肉のリリースからスタートしました。その後、背骨の周りの筋肉と関節に対してのアプローチを行いました。
日頃ゴルファーを施術していると多くの方が痛みや不具合を訴えている側の手から肘、上腕から肩甲骨そして関係する首や背骨、場合によっては腰へのバランスが崩れている状況を見かけます。また施術では少しづつ変化が確認され (痛みや可動性、力めるかどうかなど) 数回の施術が必要です。一方で自宅ではご自身でできる肩関節の柔軟性を上げる運動とストレッチを紹介しました。
ストレッチの参考動画はこちら ↓ ↓ ↓
今回は4回目の施術に来られた時には背中の痛みは消失していたものの、脇の辺りは違和感が残ってました。しかしながら練習後の痛みは感じなくなったそうです。5回目の来院時には脇の辺りは違和感も消失し、肩甲骨の動き自体がかなり動いてました。
現在3週間に一度メンテナンス施術も取り入れ、ゴルフの練習に励んでいらっしゃいます。
<担当カイロプラクターからのコメント>
今回のケースは背中の筋肉のバランスが崩れてしまったことが、結果的に痛みのきっかけにつがったと思われました。また脇から肘にかけての痛みは肩甲骨の外側から腕の後面に着いている大円筋と上腕三頭筋、前鋸筋という筋肉をメインに施術しました。
今回の症状の特徴としては同じ方向に繰り返しスイングする事により筋肉を傷めていたことが疑われます。テーマを持った練習が一時的に過度になったり、はじめて取り組む動きに慣れていない時などが挙げられます。ゴルフの上達は身体を無理なく使える状態で練習できることが理想です。そのためにも練習後の身体のメンテナンスは大切です。日頃のストレッチや体幹トレーニングも重要になると考えます。
体幹トレーニングの参考動画はこちらから ↓ ↓ ↓
肩の痛みを詳しく知りたい方はこちら⇒ 肩の痛み
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