走っていて膝が痛くなってしまった。
2018.03.19
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会社の先輩から誘われて、フルマラソンに参加することになりました。以前からジョギングをしていましたが、15㎞以上走るのは初めてなので、いつもよりも練習量を増やして、大会に向けて練習していました。しかし、ある日走っていると、突然膝の外側が痛くなってしまい、走れなくなってしまいました。ランナーズニーだと思い、インターネットで調べてみると安静にしていればよくなると書いてあったので、1ヶ月練習せずに休んでいましたが、また走り出すと、膝の痛みで走れなくなってしまいました。大会が1ヶ月後に迫っているのに、これでは走れないと思い、インターネットで検索して来院しました。
<初診時の症状>
- ①日常生活で膝の痛みは感じない
- ②膝の痛みがあった時は、階段を降りるのが辛かった
- ③走ると5㎞くらいで膝が痛くなる。
<施術後の経過>
この方は、普段から体が硬く、最初の股関節の可動域の検査でもすぐにモモ裏がはってしまい、辛くなってしまう状態でした。筋肉もがちがちで、普段のデスクワークで凝り固まっている状態でした。このような状態で運動しても、筋肉が疲れやすい状態なので、すぐに筋肉が硬くなり、ランナーズニーのようなオーバーユーズになりやすい状態でした。そのため、膝の痛みの原因である大腿筋膜張筋から腸脛靭帯にかけてだけでなく、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉をしっかりとほぐし、筋肉がスムーズに動くように施術を行っていきました。一回の施術では少し柔らかくなった程度でしたので、走ればすぐに膝の痛みをぶり返す恐れがありましたので、次の施術まではウォーキングにとどめていただきました。三回目の施術で、筋肉がだいぶ柔らかくなったので、ランニングを再開していただきました。フルマラソンには参加していただけましたが、また膝の痛みがぶり返してしまったので、現在はまた膝の痛みの施術を継続しています。
<担当スタッフのコメント>
デスクワークの方は知らず知らずのうちに、筋肉がこわばり、スムーズに運動できない状態になっていることが多くあります。それを、準備運動などでほぐさずに運動してしまうと、激しい運動をしていなくても、オーバーユーズによるランナーズニーのような症状が出やすくなってしまいます。この方も、ストレッチなどはまったくやらないということで、筋肉が固まった状態で走られていました。これからは、体のケアを大切にして頂き、気持ちよく運動できるようにケアできればと思います。
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