片頭痛
片頭痛は、こめかみ〜目にかけて起こる頭痛です。
成人の1割弱が片頭痛持ちであると言われ、特に女性に多いです。
多くの人が子供の頃から30歳代の間で発症します。
片頭痛の症状・特徴
・ 頭の片側だけに起こる場合もあれば、両側に起こる場合もある。
・ 月に数回の頻度で、繰り返し起こる。
・ 脈打つように「ズキンズキン」「ガンガン」と痛む。
・ 痛みは激しく、ひどいと何も手に付かない。
・ マッサージや運動、入浴などで悪化する。
・ 遺伝しやすい(母親の影響が強い)
・ 頭痛の直前に前兆が見える(視野の周辺にチカチカしたギザギザの線が見える。)
片頭痛の原因
片頭痛の原因はまだはっきりと解っていませんが、頭の血管が拡張した時に、その周りにある神経が刺激されることで引き起こされるものと考えられています。
血管の周りを支配しているのは自律神経で、血管を収縮させる交感神経、拡張させる副交感神経がバランスを取り合って血管の働きをコントロールしています。
しかし、両者のバランスが崩れてしまうことで刺激を受けやすくなり、片頭痛につながってしまいます。