仙腸関節症候群
仙腸関節症候群とは
仙腸関節は、骨盤の中心にある仙骨と左右の腸骨によって構成される関節です。仙腸関節の可動性が減少することによって重力やその他の様々な負担を上手に分散できなくなります。
それにより、仙腸関節に負担がかかることはもちろんですが、骨盤周辺の筋肉にもその影響は及びます。
仙腸関節症候群の症状
仙腸関節のアンバランスから腰痛や臀部痛が見られます。
仙腸関節に圧痛が見られ、圧を加えると臀部や大腿後面に痛みが放散することがあります。
仙腸関節症候群の原因
仙腸関節の可動性の減少は、様々な要因によって引き起こされます。片側に偏った反復運動や無理な姿勢で体を動かす時にも問題が起こるかもしれません。足を組んだりすることも骨盤のアンバランスを作り仙腸関節に負担をかけます。
仙腸関節に過度な負担がかかると関節自体に痛みを感じたり骨盤周囲の筋肉に過緊張を引き起こします。その結果、臀部や大腿後面に痛みが放散したり、筋肉に起因する痛み(トリガーポイント)が引き起こされたりします。