テニス肘
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テニス肘とは
テニス肘は肘の外側に痛みが多発します。手首を反らせるための筋肉が肘の外側についているため、無理な力がかかると炎症などが起こります。これを外側上顆炎といいます。これはバックハンドでのインパクトによって起こることが多いです。肘の内側に痛みがでることもあり、主にフォアハンドのインパクトによって起こります。
症状
・インパクトの時の肘の痛み
・手首を動かしたとき、ものを持ち上げた時の痛み。
・肘の腫れや熱っぽさ。
原因
手首を動かすための筋肉が使いすぎによって緊張して硬くなります。その状態のまま運動を継続すると、無理な力が加わったときに筋肉に傷がつき炎症が起こって痛みがでます。それだけでなく使いすぎによって筋肉が過度に緊張を起しても痛みがでます。受傷のタイプは、肘の外側を痛めるバックハンドタイプと、肘の内側を痛めるフォアハンドタイプとに大別されます。特にラケットのスイートポイントに球が当たりにくい初・中級者が受傷しやすく、他にラケットの材質やガットの硬さによる衝撃吸収性の悪さが原因になることもあります。