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痛みの原因事典

野球肩

目次

野球肩とは 

肩は人の体の中で一番自由に動く関節であると同時に、怪我をしやすい関節でもあります。肩の痛みで最も重要なのはローテーターカフと呼ばれるインナーマッスルです。ローテーターカフは棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋という四つの筋肉で構成されており、肩関節を安定させてスムーズに投球が行えるように補助する重要な筋肉です。野球では主に使い過ぎによってローテーターカフなどの筋肉に炎症が起こり痛みが出ます。

 

野球肩の症状 

・投球時の肩の痛み、違和感、引っかかり

・肩の痛みの部位は、痛んだ組織によって肩の前方、上方、後方と様々である。

・肩の腫れや熱っぽさ

・重症度別に症状をみると

①軽度の場合投げ始めは痛みがあるが、肩が温まると痛みが和らぐ

②中度の場合は痛みはあるが、ボールをなんとか投げられる

③重度の場合は痛みでボールを投げられなくなる場合もある

 

野球肩の原因 

投球動作によって肩の筋肉を使いすぎると筋肉が緊張して硬くなります。そうすると肩の関節の動きが悪くなります。動きが悪くなると、関節の中で筋肉の腱がこすれたり、ぶつかりやすくなり炎症が起こります。また、フォームは人それぞれですが無理なフォームで投球を繰り返した場合にも炎症が起こります。最初は小さな炎症でもプレーを継続することで慢性化してしまいます。また、ふとしたきっかけで悪化して激しい痛みになることもあります。

 

投球動作のそれぞれの過程で傷めやすい筋肉も異なります。投球動作は主に3つの過程に分かれます。

 

①コッキング期

振りかぶってから加速する手前までの段階では、肩の前方が伸ばされるため肩の前方の筋肉などの組織が障害されやすいです。そのため肩の前方に痛みが出ることが多いです。

 

②アクセレーション期

コッキング期の後からリリースするまでの段階は最も力が入り、様々な障害が起こりやすい部分で、肩の上方において筋肉の腱が肩関節に挟み込まれて障害されることが多いです。そのため肩の上方に痛みが出ることが多いです。

 

③フォロースルー期

ボールをリリースした後の投球動作の最後の段階で、振りぬいた腕を減速させるために肩の後ろの筋肉を使うため、肩の後ろの筋肉や組織が障害されることが多いです。そのため肩の後方に痛みが出ることが多いです。

 

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実際に施術した症例(症例報告)
WHO 国際基準カイロプラクター 東堂 達也 B.C.Sc.

本記事の文責カイロプラクティック新御茶ノ水外来センター

院長 東堂 達也

RMIT大学日本校(現東京カレッジオブカイロプラクティック)卒業
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)
応用理学士(B.App.Sc)

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